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05月31日-01号

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  1. 市貝町議会 2022-05-02
    05月31日-01号


    取得元: 市貝町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-04
    令和 4年  6月 定例会(第3回)市貝町告示第38号 令和4年第3回市貝町議会定例会を、次のとおり招集する。   令和4年5月2日                             市貝町長  入野正明                記1.期日    令和4年5月31日(火)2.場所    市貝町役場            ◯応招・不応招議員応招議員(12名)   1番  荒井和一議員  2番  石井 豊議員   3番  関澤正一議員  5番  豊田 功議員   6番  園部弘子議員  7番  川堀哲男議員   8番  小塙 斉議員  9番  小沢岩夫議員  10番  山川英男議員 11番  高徳義男議員  12番  小泉栄一議員 13番  和久和夫議員不応招議員(なし)       令和4年第3回市貝町議会定例会(第1号)             令和4年5月31日(火曜日)午前10時開会出席議員(12名)    1番  荒井和一議員  2番  石井 豊議員    3番  関澤正一議員  5番  豊田 功議員    6番  園部弘子議員  7番  川堀哲男議員    8番  小塙 斉議員  9番  小沢岩夫議員   10番  山川英男議員 11番  高徳義男議員   12番  小泉栄一議員 13番  和久和夫議員欠席議員(なし)-----------------------------------説明のための出席者  町長        入野正明   教育長       小森祥一  総務課長      軽部 修   企画振興課長    金田道宙  税務課長      滝田弘行   町民くらし課長   國井美由紀  健康福祉課長    小森末夫   農林課長      平野修身  建設課長      久保孝幸   こども未来課長   川上和幸  生涯学習課長兼国体推進室長            渡邉隆憲-----------------------------------本会議の書記  事務局長      関澤孝浩   次長        小林敏章-----------------------------------付議事件  別紙のとおり開会及び開議宣告  午前10時00分            議事日程(第1号)第1 諸般の報告第2 行政報告第3 会議録署名議員の指名第4 会期の決定第5 報告第2号 株式会社サシバの里いちかい経営状況説明書の提出について第6 議案第26号 専決処分した事件の承認について第7 議案第27号 市貝町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について第8 議案第28号 市貝町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について第9 議案第29号 市貝町職員の給与に関する条例及び市貝町一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について第10 議案第30号 市貝町議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について第11 議案第31号 市貝町公の施設に係る指定管理者の指定手続き等に関する条例の一部改正について第12 議案第32号 損害賠償の額の決定について第13 議案第33号 令和4年度市貝町一般会計補正予算(第1号)第14 議案第34号 令和4年度市貝町一般会計補正予算(第2号)第15 一般質問(3名)   13番 和久和夫    1 町道大橋・篭堰線の工事着工と完成時期について    2 県道塙・芳賀線の県への要望について    3 町の農業振興策としてのオリーブ栽培等の取り組みについて    2番 石井 豊    1 SDGs達成への取り組みについて    2 一般廃棄物最終処分場候補地選定について    3 高齢ドライバーによる免許更新と生活支援について    6番 園部弘子    1 市貝町プレミアム商品券について    2 小貝地区の「幼老複合施設」について----------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(山川英男)  ただいま出席している議員は12名であります。定足数に達しておりますので、令和4年第3回市貝町議会定例会は成立いたしました。 直ちに開会いたします。 これから本日の会議を開きます。                         (午前10時00分)----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(山川英男)  日程第1、「諸般の報告」を行います。 まず、町長から、報告第1号「一般会計の令和3年度市貝町繰越明許費繰越し計算書」が提出されております。報告書を配付しておきましたので、ご了承願います。 次に、議会に提出されました陳情について報告いたします。 2月16日付をもって宇都宮市簗瀬2-2-2、社会民主党栃木県連合代表、松本昭一氏から、「核兵器禁止条約への参加・署名・批准を日本政府に求める意見書の提出を求める陳情」が提出されており、その写しを配付しておきましたので、ご了承願います。 また、4月12日付をもって東京都千代田区平河町2-6-4、海事振興連盟会長、衛藤征士郎氏から、「国民の祝日「海の日」を7月20日に固定化する意見書の提出を求める陳情」が提出されており、その写しを配付しておきましたので、ご了承願います。 以上で諸般の報告を終わります。----------------------------------- △行政報告 ○議長(山川英男)  日程第2、「行政報告」を行います。 去る5月16日付をもって町長から2月から4月までの行政報告書が提出されており、その写しを配付しておきましたので、ご了承願います。-----------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(山川英男)  日程第3、「会議録署名議員の指名」を行います。 会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、12番、小泉栄一議員、13番、和久和夫議員を指名いたします。----------------------------------- △会期の決定 ○議長(山川英男)  日程第4、「会期の決定」についてを議題といたします。 このことについては、去る5月17日及び27日に議会運営委員会を開催し協議しておりますので、その結果について委員長から報告を求め、その後に決定をしたいと思います。 議会運営委員長川堀哲男議員。登壇。          (議会運営委員長 川堀哲男 登壇) ◆議会運営委員長(川堀哲男)  去る5月17日及び27日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、今期定例会の会期、日程等について申し上げます。 会期は5月31日から6月1日までの2日間といたします。 町長より提出されました案件は、報告が2件、議案が9件であります。 一般質問については、通告を5月16日の正午で締め切り、質問者は8名で、質問件数は21件となりました。 次に、日程の概要を申し上げます。 本日5月31日は、諸般の報告、行政報告、会議録署名議員の指名、会期の決定の後、報告第2号の報告、議案第26号から34号の審議、採決を行います。その後、3名の議員が一般質問を行います。 2日目の6月1日は、5名の議員の一般質問を行います。その後、常任委員会を開催し、事務調査、行政視察の件及び常任委員が所管する事務執行に係る調査の事項について協議いたします。常任委員会終了後、直ちに再開し、常任委員会議会運営委員会及び議会広報編集調査特別委員会から申出のあった閉会中の継続調査の件を議決して、閉会とする予定であります。 以上のとおり、議会運営委員会で決定いたしましたので、議員各位のご賛同とご協力をお願い申し上げまして、報告といたします。 ○議長(山川英男)  お諮りいたします。今期定例会の会期は、ただいま委員長からの報告のとおり、本日5月31日と明日6月1日の2日間にしたいと思いますが、ご異議ございませんか。          (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(山川英男)  異議なしと認めます。 したがって、今期定例会の会期は、本日5月31日及び明日6月1日の2日間と決定いたしました。----------------------------------- △報告第2号の報告 ○議長(山川英男)  日程第5、報告第2号「株式会社サシバの里いちかい経営状況説明書の提出について」を議題といたします。 町長からの報告を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  報告第2号「株式会社サシバの里いちかい」の経営状況についてご説明申し上げます。 令和3年度の株式会社サシバの里いちかいの事業年度が3月で終了し、決算が確定したため、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、町が出資している法人の経営状況を議会に報告するとともに、町ホームページにおいて公表するものでございます。 それでは、決算からご説明いたします。 3ページ、損益計算書をご覧ください。 これらの数字は、全て税抜き金額で記載してございますので、ご了承ください。 上段左側、売上高の内訳については、上から順に農産物直売所、施設使用料、指定管理料となっており、総売上高については、約2億8,900万円でございました。 上段の農産物直売所の売上高について、昨年と比較すると、コロナ禍であるにもかかわらず、約2,290万円、率にすると109%の増でございました。芝ざくら公園の開園や、特段なる天候不順もなく農産物が順調に育成したこと、そして何より地域の皆様が引き続き出荷、ご購入いただけたことに対し、感謝の意を表したいと存じます。 さて、売上高から売上原価として出荷者への精算支払い、買取り仕入額を差し引いた売上総利益は、約6,470万円でした。これに対し、直売所や敷地全体の運営経費である販売費及び一般管理費については、約6,520万円の支出となり、売上総利益から当該経費を差し引いた営業利益につきましては、約850万円となりました。また、運営経費のうち、年度末において利益が見込めたことから、町へ施設維持管理料として、売上高の1.0%、298万38円を町に納付したところです。 最終的な利益といたしましては、下段にあるように、法人税等の納付後の当期純利益は、660万円余りとなったところです。昨年度と比較しますと、約157万円の減となっております。こちらにつきましては、正規職員数の増などが要因と分析しております。 なお、純利益につきましては、剰余金として会社の資産留保とさせていただきたいと存じます。 会社利益と町からの指定管理料の比較につきましては、税抜きでの計算でございますが、まず会社の当期純利益と町への維持管理料納付分を合わせると、約950万円であります。これに対し、町からの指定管理料が1,050万円でございますので、実質的な町負担は100万円となります。 次に、令和4年度の経営方針についてご説明いたします。 5ページをご覧ください。 事業計画概要のとおり、株式会社として4年目を迎え、道の駅本来の機能を再認識しつつ、コロナ対策を行いながらお客様参加型の農業体験などを充実させるとともに、重点事項として直売所のさらなる売上げ向上等を推進させる所存でございます。 売上構成比の高い農産物直売所については、生産者、出荷組合との連携を密にし、サシバが舞い降りる自然豊かな里山から生産される野菜を豊富にそろえ、他の商業施設とは一線を画していき、さらには、減農薬、有機農業での米や野菜の生産にも注力させたいと考えております。 最後に8ページをご覧ください。 こちらが本年の収支予算でございます。 まず、上段の売上げにつきましては、農産物直売所については芝ざくら公園開放による売上げ増を見込み、約340万円増の2億7,200万円といたしました。 指定管理料につきましては、昨年同額といたしました。 中段からの経費である販売費・一般管理費は、約5,840万円を計上し、結果、税引き後純利益を620万円と見込んでいます。 最後になりますが、道の駅運営につきましては引き続き経費削減努力をさせながら、その反面、創意工夫し、サシバの里いちかいが皆様に愛され親しまれる施設を目指し、町の方針と合致する方向で発展できるよう支援してまいりたいと思っています。 以上です。 ○議長(山川英男)  ただいま町長より説明のありました報告第2号「株式会社サシバの里いちかい経営状況説明書の提出について」は、報告でありますので、質疑及び採決は行いません。----------------------------------- △議案第26号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第6、議案第26号「専決処分した事件の承認について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇)
    ◎町長(入野正明)  議案第26号「専決処分した事件の承認について」ご説明申し上げます。 今回の専決処分につきましては、地方税法等の一部を改正する法律が本年3月31日に公布され、原則として4月1日から施行されたことに伴い、市貝町税条例に規定されている内容について必要な改正を行ったものであり、3月31日付で地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分したものでございます。 本案の第1条、第2条による改正につきましては、施行されている現行の市貝町税条例を改正するものでございます。 それでは、第1条の改正内容につきまして、市貝町税条例新旧対照表に基づき、順を追って概要をご説明いたします。 1ページをご覧ください。 第18条の4第1項につきましては、地方税法の改正に伴い、納税証明書の交付に際し、住所に代わる事項の記載をしたものの交付を可能とするものです。 第33条第4項及び第6項につきましては、法改正に伴い、住民税所得割の課税標準額の算定に際し、特定配当等及び特定株式等譲渡に係る総合課税または分離課税の区分を確定申告書の記載によってのみ適用することとするものです。 3ページをご覧ください。 第34条の7第1項につきましては、政令による経過措置の終了に伴い、条文の一部を削除し、寄附金控除の対象について適用除外とするものです。 4ページをご覧ください。 第34条の9第1項及び第2項につきましては、法改正に伴い、住民税に係る配当割額または株式等譲渡所得割額の税額控除について、確定申告書の記載によって適用することとするものです。 5ページをご覧ください。 第36条の2第1項につきましては、法改正に伴い、公的年金等受給者住民税申告義務に係る規定の整備を行うものです。同条第2項につきましては、施行規則の改正に伴う項のずれの反映です。 7ページをご覧ください。 第36条の3第2項及び第3項につきましては、法改正に伴う規定の整備です。第36条の3の2第1項及び第36条の3の3第1項につきましては、給与所得者の扶養親族申告書に記載事項として配偶者の氏名を追加するものです。 9ページをご覧ください。 第48条第9項及び第15項につきましては、法改正に伴う項ずれの反映です。 次ページ、第53条の7第1項につきましては、施行規則の改正に伴う項ずれの反映です。 11ページ、第73条の2第1項及び第73条の3第1項につきましては、法改正に伴い、固定資産課税台帳の閲覧及び記載事項証明書交付に際し、住所に代わる事項を記載したものの交付を可能とするものです。 次ページ、附則第7条の3の2第1項につきましては、法附則の改正に伴い、住宅借入金等特別税額控除適用期間延長を行うものです。附則第10条の2第2項につきましては、法附則の改正に伴う項ずれの反映です。 13ページ、附則第10条の3第9項及び第11項につきましては、法附則の改正に伴い、省エネ改修工事を行った住宅に係る新築住宅等に対する固定資産税の減額特例の拡充を行うものです。 次ページ、附則第12条第1項につきましては、法附則の改正に伴い、商業地等に係る固定資産税の課税標準額について、令和4年度に限り、上昇幅を2.5%とするものです。 15ページ、附則第16条の3第2項につきましては、法附則の改正に伴い、上場株式等に係る配当所得等に係る町民税の課税の特例について、所得税において申告分離課税の適用があった場合に限り、住民税においても適用とするものです。 次ページ、附則第17条の2第3項につきましては、引用条項の削除による法附則の改正に伴う規定の整備です。 17ページ、附則第20条の2第4項につきましては、特例適用利子等及び特例適用配当等に係る申告方式の選択に係る規定の整備です。 次ページ、附則第20条の3第4項及び第6項につきましては、条約適用利子等及び条約適用配当等に係る申告方式の選択に係る規定の整備です。 20ページ、附則第26条第1項及び第2項につきましては、法附則の改正によって附則第7条の3の2第1項が改正となったことにより、適用が重複するため削除するものです。 続いて、第2条の改正内容につきまして、市貝町税条例等の一部を改正する条例の一部改正新旧対照表をご覧ください。 第1条中第36条の3の3第1項の改正につきましては、令和4年における法附則の改正に伴い、扶養親族申告書が改正されたことによる規定の整備です。 附則第2条第4項の改正につきましては、令和3年における法附則の改正に伴う規定の整備です。 以上が専決処分した市貝町税条例等の一部改正の概要でございます。よろしくご審議の上、原案どおりご承認くださいますようお願いいたします。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 川堀議員。 ◆7番(川堀哲男)  7番、川堀です。 今回4月1日から施行になっております専決処分ということですが、この新旧対照表で1ページと11ページに、住所に代わる事項の記載をしたものということで記載してあるんですけれども、これは一体どういったものが住所に代わるものなのか伺いたいと思います。 ○議長(山川英男)  滝田税務課長。 ◎税務課長(滝田弘行)  ただいまの川堀議員様からのご質問についてお答えいたします。 こちらに書いてあります当該証明書に住所に代わる事項ということでございます。具体的にどのようなものかということですが、関連法規のやはり改正等によりまして、今回登記名義人の死亡などがあった場合の符号ですとか、外国居住者の国内連絡先、会社法人の番号、またDV被害者等の住所に代わる事項などがこちら記載を想定しているということになります。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 川堀議員。 ◆7番(川堀哲男)  7ページのこの個人町民税に係る給与所得者の扶養親族等申請書という、「等」と書いてあるんですけれども、あと次の8ページの個人町民税に係る公的年金受給者の扶養親族などの申請書とあるんですけれども、このなどというのはどういうものが含まれているのかちょっと伺いたいと思います。 ○議長(山川英男)  滝田税務課長。 ◎税務課長(滝田弘行)  それでは、ただいまの川堀議員様からのご質問についてお答えさせていただきます。 今回、法律の改正に合わせての変更ということで、これまで例えば給与所得の扶養親族申告書ということでありましたが、こちらに今回記載事項に退職手当等に係る所得を有する一定の配偶者の氏名を追加するというようなことが加わったので、改めて申告書の前に親族「等」という形の文言が付け加わってございます。また、あわせて公的年金受給者扶養親族申告書、こちらについても一定の配偶者及び16歳超えの扶養親族を有する者について、提出義務を追加、あるいは記載事項に併せて配偶者の氏名を追加ということで法律改正がありましたので、今回の申告書の様式につきましてもその申告書の前に扶養親族等ということで「等」が加わった形の改正がなされているところでございます。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 豊田議員。 ◆5番(豊田功)  5番、豊田功。 新旧対照表の15ページの右側の一番上、商業地等とあるんですけれども、市貝町にはこういう商業地というのはあるんでしょうか。あるとしたら、どの辺りを指して記載したんでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(山川英男)  滝田税務課長。 ◎税務課長(滝田弘行)  それでは、ただいまの豊田議員様からのご質問についてお答えさせていただきます。 今回法改正がありまして、コロナ等の影響によるいろいろ税制関係の控除期間の延長などの措置がなされているところでございますが、今回のこの商業地に関わる部分につきましては、市貝町については都市計画上そういった商業地域、そういったところの指定とか、都市計画税がかかっている土地などはないので、市貝町については今回の改正に伴う部分については特にないというか、該当しないということになります。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 ほかにございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第26号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第26号「専決処分した事件の承認について」は、原案のとおり承認されました。----------------------------------- △議案第27号~議案第29号の一括上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第7、議案第27号「市貝町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」、日程第8、議案第28号「市貝町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について」、日程第9、議案第29号「市貝町職員の給与に関する条例及び市貝町一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について」を一括議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  ただいま一括上程されました議案第27号「市貝町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」、議案第28号「市貝町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について」及び議案第29号「市貝町職員の給与に関する条例及び市貝町一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について」関連しておりますので、一括して説明申し上げます。 本条例の一部改正につきましては、毎年実施されております人事院勧告によるものでございます。今回の人事院勧告は、令和3年8月10日に行われ、月例給の改定は行わず、一時金について0.15か月分引き下げる内容となっております。 初めに、議案第27号につきましてご説明申し上げます。 条例第5条第2項で議会議員の期末手当の支給率を定めておりますが、支給する期末手当の率を100分の167.5から100分の5を減算して100分の162.5とするものです。 また、本年6月支給の期末手当につきましては、昨年12月に支給いたしました期末手当の額に167.5分の10を乗じた額を減じて支給するものです。 続きまして、議案第28号につきましてご説明申し上げます。 条例第4条第2項で町長等の期末手当の支給率を定めておりますが、議会議員同様、支給する期末手当の率を100分の167.5から100分の5を減算して100分の162.5とするものです。 また、本年6月支給の期末手当につきましては、昨年12月に支給いたしました期末手当の額に167.5分の10を乗じた額を減じて支給となります。 また、職員の不祥事に関して職員の監督責任者の立場から、私の給料月額について削減を図り、責任の所在を明らかにするとともに、これをもって職員の倫理向上に資するというものとするものであります。内容につきましては、本年6月から11月までの間、正規の額から100分の20を減じるものでございます。 今後このようなことが二度と起こることがないよう法令の知識の習得並びに上下間のチェックシステムの向上に努め、町民の信頼回復に全力で取り組んでまいりたいと考えています。 続きまして、議案第29号につきましてご説明申し上げます。 第1条につきましては、給与条例第17条第2項で職員の期末手当の支給率を定めておりますが、一般職は100分の127.5から100分の7.5を減算して100分の120に、特定幹部職員は100分の107.5から100分の7.5を減算して100分の100とするものでございます。 また、再任用職員につきましては、一般職は100分の72.5を100分の67.5に、特定幹部職員は100分の62.5を100分の57.5とするものでございます。 第2条につきましては、条例第10条第2項で一般職の任期付職員の期末手当の支給率を定めておりますが、期末手当の率を100分の167.5から100分の5を減算して100分の162.5とするものでございます。 また、本年6月支給の期末手当につきましては、議会議員並びに町長等と同様、昨年12月に支給いたしました額に各当該各号に定める割合を乗じて期末手当の額に167.5分の10を乗じた額を減じて支給するものでございます。 なお、これら改正内容につきましては、附則で施行期日等を定めており、公布の日から適用するものでございます。 以上が3議案の改正内容であります。よろしくご審議の上、原案どおりご可決くださいますようお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 豊田議員。 ◆5番(豊田功)  5番、豊田功です。 2つあるんですけれども、まず第1点は町長のことについて、この2枚目にある改正後の案のほうですが、100分の20に相当する額を減額すると記載されておりますけれども、これは町長の場合は綱紀委員会はないんですよね。この100分の20とか、11月30日までというその期間、金額とか率とか期間はどういう根拠で決められたのか、1つお尋ねしたいと思います。 それから、29条については面倒なことですが、一般職と任期付職員、それぞれ何人でどのくらいの額にそれぞれなるんでしょうか。もし分かったらご説明いただきたいなということで質問させていただきました。 以上です。 ○議長(山川英男)  入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  私の給与の減額についてでございますが、特別職につきましては特に人事院勧告とかそういうものに影響するわけではございませんで、一般職の場合は生計費が基本になりますけれども、私たち特別職はそういうものに規定されるものではございません。 そのようなことを踏まえまして、当町の場合、今般の随意契約のみにかかわらず、ここ数年来毎年のように職員による不祥事が起きているという事実がございます。昨年も給与を削減させていただきましたが、これまでは1割減を加算してきた経緯がございまして、今回はまた同じような不祥事が発生したことで、今回は2割減とさせていただいたものです。住民の信頼を回復するためにも、私としてはまず率先して自分の身を切るということで対応してまいりたいと思います。 なお、本来であれば特別職報酬等審議会を設置するところですけれども、当町の場合はそのような審議会を設置した経緯もなく、今後もないということでございますので、自分の裁量で上程させていただいたところです。 以上です。 ○議長(山川英男)  軽部総務課長。 ◎総務課長(軽部修)  それでは、2点目の質問につきましてお答えをいたします。 影響する人数と金額でございます。一般職員、それから特定幹部職員合わせまして107名でございます。金額につきましては469万3,569円となっております。単純に平均しますと、1人当たり4万3,865円ということになります。 それから、特定任期付職員の件でございますが、特定任期付職員の場合には専門的な知識を持っている職員ということで、何かの専門的な資格を持っている職員になりますが、現在のところ市貝町では採用しておりませんので、該当者はおりません。 説明は以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 ほかに質疑ございますか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 今の世の中で、全国的には山口県の阿武町で誤送金ということで大変問題が起きております。阿武町の町長は50%カットで3か月というようなことかと思うんですが、今回この28条では、町長は6月から11月ということで20%ということでありますが、金額的にはこれ1か月当たり幾ら減らして、11月までとなりますと合計幾らになるのか、その点についてお聞きをしたいと思います。 ○議長(山川英男)  軽部総務課長。 ◎総務課長(軽部修)  それでは、ただいまのご質問に対しお答えをいたします。 町長の給料は月額74万円でございます。これの20%といいますと、月14万8,000円になります。そこに6か月かけますと88万8,000円ですね。それにプラスしまして、期末手当の部分、14万8,000円に係数を掛けますと34万8,728円という金額になります。この2つを合計しますと、減額額は123万6,725円となります。 お答えは以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 ほかにございますか。 高徳議員。 ◆11番(高徳義男)  11番、高徳です。 私のほうからは、27号と28号に関して同僚議員も関連することなんですが、議員の立場からこれ聞くのもなんなんですが、今この議員の報酬、非常に各町村議会でもこの報酬問題非常に取り上げられて、全国の議長会等においてもこの議員報酬の金額において、非常に議員の成り手の不足、こういうもので非常に今議論が交わされているような状況なんですが、今回人事院勧告で0.15か月分を引き下げると、こういうようなことで今回一部改正をするわけなんですが、今後そういう意味合いを含めて、やはり大いに議論を活発化するためにもどんどん身分の保障をして議員になっていただける方を増やしていく、こんなふうに私なりにも捉えているんですが、ここら辺の捉え方、これ町長どういうふうに、議員上がりでもございますので、そういう意味でちょっとお聞きしたいなと、こんなふうに思います。 それから、28号については、今同僚議員が質問をされましたが、この100分の20、2割、それを今後どんな形で継続していくのか。非常に町長は前にもこの給料に対しての減額、非常に公約的にしておりますけれども、そういう意味で今後どんなふうに捉えているのか、町長にお尋ねいたします。 ○議長(山川英男)  入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  ただいま高徳議員から議会の一員として大変自らの報酬についての提案がございましたが、執行機関と議決機関は非常に長い歴史を踏まえますと、議会の議員の自律権というものがありまして、執行部でこうしてほしいという意向はございません。ただ、私も議員を長くやらせていただきまして、定年前の方が思い切ってこの町を魅力を高め、人々がみんな安心して豊かに暮らせるようにということで、若手の方が立候補できるようにするためには、今議員がおっしゃったとおり、一般職は生計費を基準に給与等を算定していますけれども、そういう若い人が兼職禁止規定という縛りはだんだん緩くなるとは聞いておりますけれども、そのような中で生活ができるくらいの報酬は若手については必要ではないかというふうに思っておりますので、少数精鋭で安心して町民目線で執行部をきちんとただしていただけるように、報酬については議員の皆様がそのような会議等をつくっていただいて、町に対して提案していただければ私どもはそれによって増額についてはやぶさかではないというふうに思っています。 2つ目の私の給与の件についてですが、先程も申し上げましたが、特別職は職務の内容と責任が明確でありまして、これに基づいて均衡の原則から外れまして、特に横並びで特別職、栃木県の場合、長ですね。町の首長の報酬が決められているかと思います。国会議員もそうですけれども、また私ども市町村長もそうですが、このコロナ禍の中で一般国民と町民がみんな苦しんでいる中で、私どもは先程のような70万円を超える報酬をもらういわれといいますか、そういうものは理由は根拠な何なのかということを私も非常に悩んでいるところです。畑や田んぼで米や野菜を作れば十分食べていけます。私の減らした分を町民の方々に少しでも回れるように、残された期間をしっかりと務めてまいりたいと思います。 今回は職員の不祥事が重なってまいりまして、また同じように、市貝町は自浄作用がないのではないかというメールをいただいています、町民の方から。職員が同じことをして同じ町長は答弁している。再発防止のためにと言っておりますけれども、全然再発防止になっていないのが実情でございます。そんな中で、今回はこの不祥事を機会に自分の給料を減らすことができました。また、来年度も私の給料が減らせるように、町の財政や職員の様子などを見ながら、また減額にしていきたいと思っておりますので、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 ほかに質疑ございませんか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから議案第27号から議案第29号まで順次討論、採決を行います。 採決は1件ごとに行います。 まず、議案第27号「市貝町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第27号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第27号「市貝町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号「市貝町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第28号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第28号「市貝町長等の給与及び旅費に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号「市貝町職員の給与に関する条例及び市貝町一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第29号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第29号「市貝町職員の給与に関する条例及び市貝町一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第30号、議案第31号の一括上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第10、議案第30号「市貝町議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について」、日程第11、議案第31号「市貝町公の施設に係る指定管理者の指定手続き等に関する条例の一部改正について」を一括議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  ただいま一括上程されました議案第30号「市貝町議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について」、議案第31号「市貝町公の施設に係る指定管理者の指定手続き等に関する条例の一部改正について」につきまして、提案理由をご説明申し上げます。 今回の改正は、国の押印を求める行政手続の見直し方針を踏まえまして、町におきましても利便性の向上及び業務の省略化、効率化を図るため、様式を改正し押印を廃止するものであります。 まず、市貝町議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正についてですが、政務活動費収支報告書から代表者印を削るものであります。 続きまして、市貝町公の施設に係る指定管理者の指定手続き等に関する条例の一部改正についてですが、指定管理者指定申請書から代表者印を削除するものであります。 よろしくご審議の上、原案のとおりご可決くださいますようお願いいたします。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 荒井議員。 ◆1番(荒井和一)  1番、荒井和一です。 先程、町長からもお話あったように、国からの押印廃止ということを数年前からやっておられます。国としては押印廃止してデジタル化を進めたい、そういう方針があったようなんですけれども、市貝町としては私も申請に行くときハンコが必要ということがかなりあるんですよ。市貝町としてはその押印廃止に向けた行動をどのようにされるのか、これから。これについてご説明願いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(山川英男)  軽部総務課長。 ◎総務課長(軽部修)  それでは、ただいまのご質問に対しお答えをいたします。 市貝町ではちょっと出遅れ感が否めないわけでございますが、内閣府の策定しました地方公共団体における押印見直しマニュアルを参考としまして進めているところでございます。国においては、行政の手続の99.4%において押印廃止、あるいは押印廃止の方向となりまして、特に認め印については全てを廃止する見込みとなりました。条例に押印の様式を定めていますのが今回提出した2点のみでございます。本案件のように様式のみに押印欄がある手続は登記印、登録印を求める等、特段の事情がない限り基本的には押印を求める意味合いが小さいため、押印を求めないということにしております。 町では、今年の4月から市貝町押印の省略の特例に関する規則を施行させまして、全部で106の規則と、様式では384の様式につきまして押印を省略して申請ができるように規則を整備いたしました。これによりまして、基本的に申請書や届出書などへの押印が省略できることとなりました。やはり町民の利便性の向上のため、押印制度を見直して今後書面主義、対面主義も見直しを加えまして、行政手続のデジタル化にも取り組んでいきたいとも考えております。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 ほかに質疑ございますか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  質疑がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから議案第30号から議案第31号までについて順次討論、採決を行います。 採決は1件ごとに行います。 まず、議案第30号「市貝町議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第30号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第30号「市貝町議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号「市貝町公の施設に係る指定管理者の指定手続き等に関する条例の一部改正について」討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第31号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第31号「市貝町公の施設に係る指定管理者の指定手続き等に関する条例の一部改正について」は、原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は11時20分とします。                         (午前11時04分)----------------------------------- ○議長(山川英男)  それでは再開いたします。                         (午前11時20分)----------------------------------- △議案第32号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第12、議案第32号「損害賠償の額の決定について」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第32号「損害賠償の額の決定について」ご説明申し上げます。 本件につきましては、地方自治法第96条第1項第13号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。 最初に、事件の概要でございますが、農作物等への鳥獣被害対策に取り組んでいる町鳥獣被害対策協議会が交付を受けた令和3年度鳥獣被害防止総合対策事業費補助金に関し、協議会の事務局を務めている町職員による不適切な事務処理が判明いたしました。そのことにより協議会が交付を受けた補助金の交付の決定の一部が取り消され、交付された補助金を国に返還する必要が生じたところでございます。 今回の事案においては、協議会の事務処理を行っていた町職員の不適切な事務処理により、本来協議会が交付を受ける補助金を国に返還しなければならないという損害を協議会に与えたことから、職員の使用者である町が協議会に対し賠償金を支払うことになります。協議会は、町から賠償金の交付を受けた後、直ちに県を経由して国に返還するという流れになってまいります。 損害賠償額につきましては、協議会が国に返還する国庫補助金97万9,990円、栃木県補助金等交付規則第21条に基づき、補助金受領日から県に返還するまでの日数に応じて発生する加算金2万2,638円の合計100万2,628円でございます。 最後になりますが、私なりに引き続く町職員の不祥事の原因を調べさせていただきましたが、法に対する認識と職場での監督体制の在り方、そういうものの欠如が見られたと自分なりに考えています。このため、今後このようなことが二度と起こらないよう、法令に対する知識習得の機会の付与並びに上下のチェック体制の構築を進めると同時に、似たような類事案の不祥事の事件が発生していることから、これまでの不祥事の起こった背景、原因などを弁護士と専門職を交えた検討委員会等を立ち上げ、二度と起こらないように一日も早く町民からの信頼を回復できるよう職員一丸となって全力を挙げて取り組んでいきたいと考えておりますので、ご理解とご指導を賜りますようよろしくお願いしたいと思います。 以上、よろしくご審議の上、原案どおりご可決されますようお願いいたします。 以上です。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 3人、一度にだったんですけれども、じゃ、荒井議員。 ◆1番(荒井和一)  1番、荒井和一です。 私から農林課所管に対する2つの質問をさせていただきます。 まず、金額について、加算金についてなんですけれども、この2万2,000円、これ日数によってと先程、町長からもお話あったんですが、この2万2,000円のどのような内容の加算金なのかというものを1つお聞きしたいと思います。 2番目としましては、この不祥事が発生したのは今農林課の課長さんが異動してきた前のお話なので、農林課としてはこれからの再発防止に関していろんなことをやっていると思いますが、その対策をちょっとお聞かせ願いたいと思います。 その2点、よろしくお願いします。 ○議長(山川英男)  平野農林課長。 ◎農林課長(平野修身)  では、ただいまの質問につきましてお答えさせていただきます。 まず、1点目の加算金ということで、こちらは町長の説明にもありましたけれども、県の補助金交付規則によるものでございます。こちらは規則によりまして、返還する補助金に対しまして年10.95%を掛けまして、それが1年分の額になるわけなんですが、それを365で割って、今回は受領日ということで補助金を受けました3月25日から少し余裕をもちまして6月10日ということで77日分を予算計上させていただきました。そうしますと、1日当たり294円の加算金がつくということで、今回この議案が可決いただきましたならば、10日まで待たずに迅速に事務処理のほうを進めてまいりたいと考えております。 続きまして、2点目の農林課におけます再発防止対策ということでございます。 今回の事案におきましては、町長のほうからもありましたけれども、職場における監督体制の不足ということで、当事者の職員にも知識経験不足があったかと思いますけれども、課内、係内におけます連絡調整不足も要因の一つにあったと思っておりますので、今現在、週1回課内の打合せを行っているわけなんですが、全体での打合せを終了した後、各係ごとの打合せですとか、あとは係長以上での打合せ等を行いまして、事業の進捗状況、また情報の共有等を行っているところでございます。 また、随意契約に関して申し上げますと、今回の案件を受けまして、財政担当のほうでこれまで以上にきめ細かな確認をするためのチェックシートを作成いたしましたので、それを使いましての事業点検、それと見積書を開封する場合には課長立会いで開封するということで、これまで以上に厳重な体制で事務を執行している状況でございます。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 質疑を受けます。 石井議員。 ◆2番(石井豊)  2番、石井豊です。 今回の事案についてなんですが、前回も私3月の定例会でちょっと提案させてもらったんですけれども、やはり組織の活性化というんですかね、そういった意味で市貝町としても品質管理システムであるISO9001の認証を取得して、しっかりとした組織づくりをすることが望ましいんではないかというお話をさせてもらいましたが、町長の答弁の中で、まずは報連相をしっかりして、連絡相談、そういったものに対してしっかりとそれで進めていくんだというようなお話を伺ったところでありますが、やはりなかなか過去にも度重なる事案が発生しているということがありますので、やはりここは庁内各課総ぐるみでそこら辺の組織のきちっとした構築というものをしっかりとつくって、こういった不祥事が二度とないような構築を目指すべきではないかと考えますが、これについてちょっと町長の考えを改めて伺いたいと思います。 ○議長(山川英男)  入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  この後、一般質問でSDGsについてご質問を受けますけれども、私の公約の中でISOの導入についてうたってございまして、これについては内部で検討していただいた経緯があります。ISOは受ける団体によって価格が違うとか、効果についてもその団体の意向が反映したり、他町で実施した同級生が企画総務部長とか、各市町でやっています。横浜市も副町長が同級生ですけれども。そういう中で、その効果自体は導入する、しないにかかわらず、常識的に言うとそういうミスはしないんだろうというふうな同級生たちの言葉なんですけれども、そういうことがありますので、初歩的なこと、ちゃんと上に決裁書を上げてきちっとそれを承認するという、そういうシステムつくりは基本的なところですが、当町ではできていないということで、私12年間もやりまして、この点はできていないことについては私の責任に帰属するものだというふうに思っていますので、この後一般質問でもお受けしますが、SDGsの中でISOなどを導入して、町民からの信頼をきちっと回復、当町の場合は回復ですよね、構築していくことが大事だというふうに考えていますので、これについても改めて考えていきたいと思います。 各課については、先程、平野課長が説明したとおり、チェックシートなども入りまして、もう2回目ですから、こういう事案について上下関係で認知していなかったというのは不知という言葉は2回目ですので、3回目はもう許されませんから、そのときにはちゃんと上下処分するようなことになるかと思いますけれども、そんなことが起きないように現場でのチェックをきちっとするとともに、全体的なそういう内部統制についてもしっかり対応していきたいというふうに思っています。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員、よろしいですか。 ほかに質疑ございますか。 豊田議員。 ◆5番(豊田功)  5番、豊田功。 ちょっと勉強不足で申し訳ありません。質問させてください。 この議案第32号の2番の事件の概要の3行目、補助金の交付の決定の一部が取消しとなったと。ですから、この文章からすると、この97万9,990円を含めたそのほかの補助金を交付していただいた中で、この部分が取消しになったと、そういう解釈なんですね。そういうことでよろしいんでしょうかね。そのことをちょっと確認したいと思って質問させていただきました。 ○議長(山川英男)  平野農林課長。 ◎農林課長(平野修身)  では、ただいまの質問に対しましてお答えいたします。 令和3年度のこの協議会の事業につきましては、今回返還するわな購入のほかに、昨年の6月にも別契約でわなを購入してございます。そのときの金額が66万円、そのほかにハンターさん約15名ぐらいの方が駆除のほうをやっていただいているんですが、その方の日当につきましてもこの補助金ということでお受けしてございます。総額につきましては、200万受けているんですが、そのうち今回返還いたしますのは、今年に入って1月に行った随意契約分の97万9,990円ということで、年度からすると一部の補助金の取消しというような扱いになっております。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 ほかに質疑ございますか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 一番もう基本的なことをお聞きしたいんですが、市貝町の鳥獣被害対策協議会、会長が平野修身会長になっておりますが、課長になっておりますが、この組織についてどういった組織で何名からなっているのかについてお聞きをしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(山川英男)  平野農林課長。 ◎農林課長(平野修身)  それではお答えいたします。 この協議会につきましては、有害鳥獣による農作物の被害を減少することを目的に組織をされておりまして、構成メンバーにつきましては、町、それと県では振興事務所、県東環境森林事務所、森林組合とか猟友会等の関係機関が集まって会議を開いてございます。 以前は国庫補助金がなかったものですから、年に1回、総会というか、会議をもちまして町内における被害状況とか対応策について話をしてきたんですけれども、平成30年度からは国庫補助の対象になります実施隊という組織をつくりましたので、それ以後、国庫補助金が交付されるということでちゃんとした協議会組織をつくって現在活動しているような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  この協議会の会長については担当の農林課長が就くということで決まっているわけなんでしょうか。 ○議長(山川英男)  平野農林課長。 ◎農林課長(平野修身)  ではお答えいたします。 以前は副町長が会長ということで、組織の運営をしていたんですが、今現在不在ということで、今年の4月に要綱を改正いたしまして、農林課長を会長にするということにいたしました。また、副町長が就任されれば、再度要綱の改正をいたしまして、副町長を会長にしたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 ほかに質疑ございますか。 和久議員。 ◆13番(和久和夫)  1つだけお願いしておきたいことがあるんですが、我々議員、それから公務員である役場職員、これは当然なんですね。法治国家ですから、法を守っていくということになります。ただし、職員も異動しますし、慣れないところを不意に若い者が行って、そしてこういう問題を起こすと。相談がしにくいし、あるいは今まで使い慣れたものをどう使い、新しいのが安いからといってそれじゃ困るよと、地元のそういった関係者の要請もあると思うんですね。ですから、そういった点で若い者が悩まないように、そしてそういった問題を起こさないように、そしてなるべくなら寛大な措置という形を取っていただきたいんですが、考え方を伺っておきたいと思います。 ○議長(山川英男)  和久議員、要望ですか。 ◆13番(和久和夫)  町長に簡単に返事もらいたいです。 ○議長(山川英男)  わかりました。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  私ども公僕ですので、町民の福祉の向上のために全力で、就任したその瞬間から全責任を負いまして職務の遂行に取り組んでおりますので、新しく配属されましたから新人ですということは、私も言いませんでしたし、職員もそういうことは許されないというふうに思っています。徹夜してでも知識の習得はすべきで、私も東京にいたときは毎日徹夜で、農業なんか全然分かりませんでしたけれども、牛の名前が幾つもあるということを初めて分かってびっくりしましたけれども、そういう中で、今回の件についても異動したらその引継ぎをしっかりやると。昔は引継書がすごく厚かったんですが、どんどん薄くなっていくんですね。全部ある程度とじてありますけれども、そういう中で、引継ぎをしっかりとやる。その後は上司がしっかりと職員を面倒見る。1人だけでいつまでも残業して悩んでいて辞表をばっと出すんじゃなくて、そういうケースが幾つもありました。上司がもう全責任を持ってその職員を育てようということで面倒見るということが大事だと思いますので、まず公務員のイロハから、先程も言いましたが、公務員のイロハからしっかりと異動の際にはきちっとそれを手続を済ませていくと。その後はみんな一体となって、グループ制も導入していますから、あそこの課のあの係はいつも早く帰ると、いつもうちは残っていると、事業に取りかかる係はそういうことがありますけれども、そういうこともないように、みんな一緒になってそういう負担がある職員についてはみんなで支えていくという体制が大事なので、法令に関する知識やチェック体制をしっかりと整えるのはイロハのイですが、その後はみんなで支え合っていくと。楽しい職場にして。明日から町長、来たくないんだよと言った職員がいた、毎日窓口に変な人が同じ人が来て。そういうことがないようにみんなで支えて育ててあげるということが大事なので、私も初心に帰ってそういうことで職場づくりと組織づくり、人づくりに取りかかっていきたいというふうに思っています。 以上です。 ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございますか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第32号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第32号「損害賠償の額の決定について」は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △議案第33号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  日程第13、議案第33号「令和4年度市貝町一般会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第33号「令和4年度市貝町一般会計補正予算(第1号)」についてご説明申し上げます。 今回の補正予算につきましては、歳入歳出それぞれに5,764万円を追加し、歳入歳出予算の総額を59億8,764万円とするものでございます。 5ページをお開きください。 まず、歳出について申し上げます。 3款1項1目につきましては、国が4月末に決定した生活支援対策として実施する住民税非課税世帯等に対し、1世帯当たり10万円を給付する臨時特別給付金事業の経費でございます。 下段の2項1目及び一つ飛んで4目につきましては、新型コロナウイルス感染症が蔓延する中、最前線において働く放課後児童クラブの支援員や認定こども園等の保育士等の処遇を改善する事業で、本年2月から既に実施しており、今回の補正は4月から9月分までの補助金を計上させていただきました。 戻りまして2目につきましては、先程同様、国の生活支援策で低所得の子育て世帯に対し5万円を給付する生活支援特別給付金事業であり、3節から12節は、職員時間外手当やシステム改修費等事務費として計上、19節は、対象となる児童等を80名と想定いたしました。続く高校生等通学費支援給付金につきましては、物価上昇等による子育て世代を支援するため、電車やバス等の公共交通機関を利用して通学する高校生等に対し、定期券代の交通費を補助するものです。 次に、6ページをご覧ください。 6款1項1目につきましては、農業委員会へのタブレット端末導入に係る通信費等でございます。2目につきましては、市貝町鳥獣被害防止対策協議会への賠償金です。3目及び5目につきましては、当初予算ではそれぞれの団体への補助金として計上していたものを、事業主体を町へと変更するため、科目を訂正させていただくものです。 7款1項2目、7節から11節につきましては、町内産の酒米を活用した日本酒造りに係る経費であり、賞金やラベルのデザイン募集に伴う経費でございます。18節は、新型コロナウイルス感染症に係る経済対策として、例年実施しておりますプレミアム付商品券事業について、プレミアム率を30%に引き上げ、発行総額を6,500万円に増額するものです。 7ページをお開きください。 10款1項2目19節につきましては、コロナ禍における生活支援として、要保護・準要保護世帯の児童・生徒に対する夏季休業中の栄養バランスのとれた食事支援を計上いたしました。 2項1目につきましては、感染症拡大防止のため、市貝小学校及び赤羽小学校の屋外トイレを洋式便器へ改修するものであります。 次に、これらの財源となる歳入について説明申し上げます。 4ページにお戻りください。 まず、15款2項1目につきましては、令和3年度分として配分された新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を計上し、5つの事業を実施いたします。 2目につきましては、生活支援に伴う2件の給付金事業及び保育士等の処遇改善に係る経費の全額を国庫補助金として計上しております。 16款2項4目は、農業委員会関係のタブレット端末導入に伴う通信費等の全額を県補助金として計上しております。 20款は、特定財源充当後に不足する一般財源を計上しております。 以上が令和4年度市貝町一般会計補正予算(第1号)の概要でございます。よろしくご審議の上、本案が原案のとおりご可決されますようお願いいたます。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 荒井議員。
    ◆1番(荒井和一)  1番、荒井和一です。 私は7ページ、10款2項1目学校管理費、先程町長からもご説明ありましたけれども、洋式トイレ、市貝小と赤羽小に何基ぐらい洋式トイレを直すのかということと、やっぱり去年も事務調査に行って、洋式トイレに関する要望がかなりありました。家庭と学校がちょっと何というか、学校でも家庭でも同じような場所があれば、子供たちもあまり不安感を持たずに学校生活ができるということを感じますので、トイレに関しては早急に予算があればなるべく改修を行っていただきたいというように思いますので、その点についてよろしくお願いいたします。 ○議長(山川英男)  川上こども未来課長。 ◎こども未来課長(川上和幸)  それでは、ただいまのご質問に対してお答え申し上げたいと思います。 今回の屋外トイレの洋式化につきましては、市貝小学校、グラウンドの東側にありますが、こちら大のほうの便器が2つあります。2つのうち、1つが既に洋式となっておりますので、今回はもう一つの1つを洋式化するものであります。もう一つ、赤羽小については屋外トイレ3か所の大便器がありまして、そちらは全部和式となっておりますので、3か所を全部和式から洋式へを変えるものであります。 それと、校舎内にも和式のトイレはあるわけなんですけれども、校舎内につきましてはやはり長期休業期間、夏休み等を利用して行わなくてはならない関係がありますので、今回ちょっと夏休みまでにそれが間に合わないということがありますので、校舎内で和式の部分については来年度以降、順次改修をしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 じゃ、ほかに質疑ございませんか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  私からは、6ページの7款1項2目7節の報償費30万についてお聞きをいたします。 酒米を作るための報償金ということで、ラベルのデザインとかそういったものに使われるというようなことでありますが、これどういった形で募集をして、いつ頃販売できるような状況になっていくのか、その辺についてお聞きをしたいと思います。お願いします。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  それでは、ただいまのご質問に対しお答えいたします。 まず、商品名ですが、こちらは酒造会社のほうで決定されました。「惣誉サシバの里帰り純米吟醸」ということで、五百万石、精米歩合が55%ということで、純米ですので醸造用のアルコールは無添加ということで、米、水、酒こうじだけで作る商品ということになります。 今回、まず7節の報償費ですね。この商品名案が決定しましたので、瓶のラベルと箱、箱の模様というんですか、それを2つ考えてコンペしようと考えております。その2つ合わせて最優秀賞者に30万円の褒賞金という形になります。 今回補正予算を可決いただいたならば、早急にこのデザインコンペを周知させていただきたいと存じます。地元紙は当然のこと、インターネットのサイトというんですか、そういうところが2つほどありますので、そちらにも掲載させてもらうということで、そちらは11節役務費の広告料ということで計上させてもらっているところです。 そういったことで募集をかけまして、募集期間は8月いっぱいで考えています。その後、9月に審査会を経てデザインを決定する。9月にデザイン決定後、今度表彰、発表が10月から11月の頃かと考えています。そして、11月に表彰してデザイン発表と同時に、酒の予約販売を賜るという形で、それが翌年の2月頃まで考えています。商品の販売は3月4日午前8時ということで、サシバということで3月4日土曜日の午前8時販売開始というふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  再質問なんですが、これ何ミリ、何合瓶なのかと、その売価とかも決まっているようでしたら教えていただければと思うんですが、よろしくお願いします。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。 瓶のサイズはいわゆる4合瓶を考えております。 売価につきましては、まだちょっと調整中なもんですから、強いて挙げるならば1,500-1,600円に落ち着くのかもしれませんが、ちょっと印刷等々の経費もありますので、その辺はまだ酒造会社のほうとは調整できていない状況でございます。 以上です。 ○議長(山川英男)  豊田議員。 ◆5番(豊田功)  5番、豊田功です。 この補正の中で幾つかの給付金が計画されているわけでありますけれども、山口県のようなミスした交付金の支給をしないために、市貝町ではどのように工夫したり配慮して給付するのか。特に、高校生などについてはもしかしたら休学している人もいるかもしれない。あるいは、退学した人もいるかもしれない。そういうところへ間違って給付なんかしないでもらいたいと思いますので、どのような努力をしながら給付をしているのか、ちょっと教えてください。 以上です。 ○議長(山川英男)  これは全体的な答弁ができるポジションの方がいいんじゃないですか、こども未来課に限らず。 川上こども未来課長。 ◎こども未来課長(川上和幸)  では、ただいまのご質問に対しまして、お答えのほうをさせていただきたいと思います。 まず、後半にありましたちょっと高校生の給付金でございますが、こちらにつきましては高校生が通学において電車やバス等の公共交通機関を利用している学生に対して定期代を交付するものでありまして、こちらにつきましては令和4年度内において3万円を上限として交付するものであります。今回については3万円上限ということで、高校生1年生から3年生までが294名おります。そのうち、当然自転車通学等の方もおりますので、160名分を今回補正予算として計上をお願いしております。この160名の根拠につきましては、令和2年のときに同じような事業をやりまして、そのときに155名ということで当時とは若干交通手段が変わっている方はいると思いますが、それを参考にしております。今回支給に関しては、あくまでも個人申請ということで、定期券を買った領収書等を持ってきていただいて、限度額3万円で交付するということですので、退学や休学している方は当然そういったものを購入しておりませんので、そちらには支給は行かないようなこととなります。 そのほか給付金につきましては、今回低所得者への給付金ということで、国の制度の中で5万円を低所得者の方に支給するものもありますが、こちらについては申請制ではなく、低所得者ということで税情報を用いまして住民税が非課税世帯の方へ支給する手続を踏む予定となっております。 以上です。 ○議長(山川英男)  いかがですか。よろしいですか。 ほかに質疑ございますか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結します。 これから議案第33号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第33号「令和4年度市貝町一般会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は午後1時とします。                          (午後零時03分)----------------------------------- ○議長(山川英男)  全員そろっておりますので、再開いたします。                          (午後零時58分)----------------------------------- △議案第34号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(山川英男)  それでは、日程第14、議案第34号「令和4年度市貝町一般会計補正予算(第2号)」を議題といたします。 本案について、提案理由の説明を求めます。 入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  議案第34号「令和4年度市貝町一般会計補正予算(第2号)」についてご説明申し上げます。 今回の補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の対象事業が原油価格・物価高騰に対する支援策も当該交付金の対象事業と改正されまして、交付金が4月末に内示されたものに伴うものです。 当町といたしましても、影響を受けている方々に速やかに支援できるよう緊急に追加の補正予算を計上させていただき、歳入歳出につきましては、それぞれに4,378万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を60億3,142万9,000円とするものでございます。 5ページをお開きください。 まず、歳出について申し上げます。 6款1項3目につきましては、農業者への原油価格高騰に伴う燃料代補助として、個人の農産物販売額に応じて1万円から10万円を緊急的に支援するものです。 また、農業法人及び加温ハウス所有者へは一律10万円の交付を考えております。 7款1項2目につきましては、町内業者及び運送業者へ車両燃料代の価格高騰分を支援いたします。 個人事業者を含む町内事業所で保有している車両について、1台当たり1万円、2台分の2万円を上限として補助し、運送業者については、車両1台当たり8万円を5台上限、40万円を補助させていただきます。 なお、12節につきましては、この補助金の申請受付事務を市貝町商工会へ委託するための費用であります。 10款2項1目及び3項1目につきましては、物価高騰による子育て世帯に対する生活支援事業として8月から翌年2月までの学校給食費を半額助成するものでございます。小学生につきましては1万5,750円、中学生は1万8,200円を補助させていただきます。 次に、これらの財源となる歳入についてご説明申し上げます。 4ページにお戻りください。 今回の事業は、全て令和4年度分として配分された交付金を財源としております。 以上が令和4年度市貝町一般会計補正予算(第2号)の概要でございます。よろしくご審議の上、本案が原案のとおりご可決されますようお願いいたします。 ○議長(山川英男)  町長の説明が終わりましたので、これから質疑を行います。 荒井議員。 ◆1番(荒井和一)  1番、荒井和一です。 5ページをご覧ください。 私からは、6款1項3目農業振興費に関しまして、地元農家応援金、この応援金は、先程もご説明がありましたけれども、物価と原油高騰ということでどのくらいの農家さんに、10万円から1万円の幅というものもあるんで、その制度設計はどのように考えていられるのかということをお尋ねしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(山川英男)  平野農林課長。 ◎農林課長(平野修身)  では、お答えいたします。 今回の地元農家応援金につきましては、3月のときにも補正予算ということで、このときは、町の単独で交付を行ったわけですけれども、今回は国の交付金を活用いたしまして、主に燃油高騰対策ということで、今回補正予算のほうを計上させていただいております。 3月のときには認定農業者、それと認定新規就農者の方を対象にしていたんですが、今回は販売収入で見るということで、農業の販売収入が10万円以上の方を対象に支給をしたいということで考えてございます。 農業の一般的な経費なんですが、農業収入に占める燃料費の割合につきましては、水稲で約5%、露地野菜とか果樹が4から5%、施設園芸が14から38%ということで、営農類型によりまして、かなり開きがあるんですけれども、その営農類型ごとに制度設計するとかなり複雑になりまして、申請する方にもお手間をおかけするということで、今回は販売収入を基に、この金額に応じた金額を交付したいということで考えております。 まず、1,000万円以上の収入がある方につきましては、10万円、それと、法人につきましても10万円、500万を超えて1,000万円までが5万円、300万円を超えて500万円までが3万円、10万円から300万円までが1万円ということで考えております。 それと、販売収入に占める燃料の使用割合が高いと思われます施設園芸のうち、加温施設を使っている形態につきましても10万円ということで、総勢523経営体のほうに支給をするということで、今回補正のほう計上させていただいてございます。 以上です。 ○議長(山川英男)  荒井議員。 ◆1番(荒井和一)  再質問なんですけれども、先程、説明で補助金の交付に関してはお聞きしました。これは申請に当たってかなり複雑じゃないのかなとは思っているんですけれども、申請者の方は役場に来られて申請書か何かもらって申請するのか、どういうふうにするのか。広報でお知らせするのか、いろんな方法があると思うんですが、その点についてお願いします。 ○議長(山川英男)  平野農林課長。 ◎農林課長(平野修身)  では、お答えいたします。 農林課のほうでは、各個人の農業の収入額につきましては把握できませんので、お手数なんですが、まずは広報等、あとはチラシなんかで補助金の内容の趣旨を説明した上で、各個人が申請をしていただくという方式で考えております。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 ほかにございませんか。 じゃ、豊田議員。 ◆5番(豊田功)  5番、豊田功。 5ページの10款2項と3項まとめてなんですけれども、この18節は全児童・生徒が対象だと思うんですね。8月から3月までということなんですが、実際どうなんですかね。8月も集金するんですかね、今も。そこらのところ、9月から3月でもいいのかなと思ったものですから、ちょっと確認させていただきました。よろしくお願いいたします。 ○議長(山川英男)  川上こども未来課長。 ◎こども未来課長(川上和幸)  それでは、ただいまのご質問に対してお答え申し上げたいと思います。 今回の対象月につきましては、8月から2月ということで、給食費につきましては、4月から2月までを引き落としさせていただいております。3月については、夏休み期間相当の8月分ということで、3月を引かないような対応をしておりますので、今回は8月から2月引き落とし分を対象とさせていただいております。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 ◆5番(豊田功)  結構です。 ○議長(山川英男)  ほかにございますか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  8番、小塙斉。 私からは、7款1項2目の件でお聞きをしたいと思います。 原油価格の高騰対策支援事業ということで1,800万でありますが、この1,800万の積算の根拠についてをお聞きしたいと思います。 それから、これは、委託先を、受付を商工会にお願いするということでありますが、その商工会員でなくても大丈夫なのか、その点についてもお聞きをしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  それでは、ただいまのご質問に対してお答えさせていただきます。 まず、積算根拠ですね。原油価格高騰ということで、ガソリン代の価格比較をしました。軽油では、令和4年5月が146円、昨年の令和3年5月では128円ということで、18円、昨年より上がっていると。ガソリンにつきましても同様に、今年の5月が168円、昨年が147円ということで、21円上昇しているということで、一般的にそれぞれ車、軽油だったら大型車、ガソリン車でしたら乗用車からバンタイプとかありますけれども、大型車の場合には、給油最大400リットルできるんではないかということで、400リットル掛ける差額の18円ということで約8,000円、ガソリン車につきましては、40リットルということで、差額の21円を掛けまして約1,000円ということで、1回当たりの給油がそれぞれ8,000円、1,000円ということで上がっているよというところで算出させてもらいました。 それで、それの10回分ということで、業者さんの種類によってでしょうけれども、1か月から2か月分ということで、10回分を補助しようということで考えたところでございます。そういったところで、一般の業者につきましては、町内に約400事業所あるということで、車両2台を上限としまして1万円、それで800万円。もう一つは、大型の車につきましては、運送業者25事業所で5台上限ということで、それの10回分ですから8万円、25事業所掛ける8万円掛ける5台、上限ということで1,000万円、合わせして1,800万円というところの積算根拠でございます。 続きまして、商工会にこの申請受付事務をお願いするところでございますけれども、当然ながら非会員の方も受付をしてもらうということで、それは商工会と相談しているところでございます。 以上です。 ○議長(山川英男)  よろしいですか。 小塙議員。 ◆8番(小塙斉)  ありがとうございます。 この事業に対しての周知の仕方については、どのようなことで行うんでしょうか。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  ご質問に対してお答えさせていただきます。 手段は2通り、3通りあるかと思います。 一つは商工会員さんについては、商工会の発行する会報。そして、広報いちかい、それと、あとホームページですね。あと、場合によっては、各種、各世帯ごとの農家さん、子育て世帯の給食費とか、高校生の定期券補助とか、各種補助してありますので、チラシをそれ用に作って、新聞折り込み等も考えられるのかとは思っております。 以上です。 ○議長(山川英男)  いかがですか。よろしいですか。 ほかに質疑ございますか。 高徳議員。 ◆11番(高徳義男)  11番、高徳です。 私のほうから、まず、4ページの歳入の件でちょっとお尋ねいたします。 補正予算、1号、2号もほとんどこのコロナウイルス感染症の対応地方創生臨時交付金、これで賄われております。 1号、2号でもう9,900万円ほどの交付金が交付されておりますが、この交付金の使い道、非常に、多種多様というような形で補正されておりますが、今、国会でもこの臨時交付金の使い方、随分議論しているようでございますけれども、本町でもこの令和4年の決定額が4,378万円ほど交付されておりますが、今後こういう臨時交付金がまたあるのか。あるいは、それらの使い道、特にこういうふうにしろと、各自治体に任せられているとは思いますが、そこら辺のところの説明、よろしくお願いいたします。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  大変失礼しました。 それでは、お答えさせていただきます。 まず、第1号のほうで補正予算させました臨時交付金でございます。これ、実は令和3年度に交付決定されたものでございます。 令和3年度に交付決定受けたものが6,038万円でした。それが令和3年の12月に内示されまして、令和3年度、昨年度は3,859万3,000円を使用させてもらって、差し引いた残りが3,053万円残っておりました。それで、今回第1号のほうで使用させてもらったのが2,550万3,000円ということで、昨年度の交付金がまだ502万7,000円残っているところでございます。 続きまして、令和4年度につきましては、4月28日に内示をいただいてございます。総額が4,442万2,000円になります。なものですから、今回補正予算計上させてもらったのが4,378万9,000円なんで、差引き残が63万3,000円残っているというふうな計算になります。 そういったことで、この使い道は町の創意工夫によって、コロナに関連する事業を実施する。そして、4年度分につきましては、その原油価格、物価高騰等にも対応していいよということなものですから、引き続きこうして残金もありますので、各課、考えてもらって、コロナ対策は柔軟に対応していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(山川英男)  ほかに質疑ございますか。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これから討論を行います。 まず、本案に対する反対者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  次に、賛成者の発言を許します。          (発言する者なし) ○議長(山川英男)  発言がありませんので、以上で討論を終結いたします。 これから議案第34号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の挙手を求めます。          (挙手全員) ○議長(山川英男)  挙手全員であります。 したがって、議案第34号「令和4年度市貝町一般会計補正予算(第2号)」は原案のとおり可決されました。 ここで、職員の入替えを行いますので、暫時休憩といたします。                          (午後1時20分)----------------------------------- ○議長(山川英男)  それでは、そろいましたので、再開いたします。                          (午後1時21分)----------------------------------- △一般質問 ○議長(山川英男)  それでは、日程第15、「一般質問」を行います。 順次、通告順に質問を許します。----------------------------------- △和久和夫 ○議長(山川英男)  13番、和久和夫議員。登壇。          (13番 和久和夫 登壇) ◆13番(和久和夫)  議席番号13番、和久和夫です。 事前通告に基づき一般質問を行います。 本日は足元の悪いところ、また、お忙しい中を傍聴にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。 地元からの要望、そして、町民の要望、どのように受け止めて、そしてそれを執行部に対して申し入れて、実現させるか、それが我々の役目であります。今回は、3つほど質問を予定しておりますので、順次行っていきたいと思います。 まず、第1の質問は、町道大橋・篭堰線の早期着工と完成時期についてであります。 この問題は本当に長い時間かかっているんですね。というのは、國井町長の時代にちょうど小貝川のふちに水処理センターを造りました。そのときの工事について、道路を、どこを通ってどうするかということで、一応多田羅の今申し上げました大橋・篭堰線も候補になっているんですね。でも、石井牧場のほう回ってという道を通って工事を行いましたので、使わなかったという形で、そのままになっていたと。 でも、地元としては、早くそういった形で、現実に道は狭くても歩道になっているんだということで、送られてきたわけでありますが、やはりきちんとした形で、将来について問題がないようにやってほしい。まして、これから水処理センターの機能はどんどん拡充されるわけですよ。まず、これから、上赤羽が終わりましたので、いよいよ上根方面に工事も入ります。当然使用量も増える、廃棄物の運搬等も増えるということになりますので、非常に危惧されるわけです。 そこで、要望しておきました大橋・篭堰線の早期着工と完成、これは一刻も早くということなんですね。でも、遅々としてそれが進まない。ちょうど昨年、ふれあい町長室においても要望いたしました。そのとき、補正予算をなるべく早く組んでいってもう、これは行いますよという話を町長から伺っております。 それで、具体的にいつ頃買収が済み、そして、着工になって、完成するのか、その点に関して本日は明確な答えをお願いしたいと思います。 それと、何でこんなに時間がかかったのか、本来もう少し早く、もう既に完成していてもおかしくないんですね。それがまだ着工されていないという現実があるわけですよ。ですから、そういう点においても、きちんとした回答をお願いをしておきたいと思います。 それと、第2の質問は、通称「立街道」と言われております県道の塙・芳賀線、昔は益子・上根線といった道ですね、これは非常に道路が狭くてカーブが多くて、本当に危険なんですね。これは栃木県で最も危険な道路というふうに指摘されています。 それがようやく益子のほうから工事が始まって、ちょうど市貝の赤羽住宅から益子に抜ける道があるんですが、そのところまでようやく来たと。両面歩道です。そして、今度いよいよ一部の益子地区と市貝地区に工事が入るわけです。 今まで、何やってもこの国は平等というのを基準に行ってきたと思うんですね。町民はいかなる場所にあっても、いかなる立場においても平等であると。これ、憲法に保障されているわけですから、それが今回塙・芳賀線においては、歩道が片側しかつかないというんですよ。それは理由はいろいろあると思います。私も入野町長とも相談し、益子の広田町長とも相談し、茨城県議とも相談した上で、土木事務所に掛け合ったんですね。 でも、やはりこれはもうコロナその他で本当に費用がかかって大変で、そして、あそこは学童に入っていないんだと。それで、結局造りやすい東側に道路は歩道をつけてやると。しかし、西側に関しては、今の状態では花火工場とか、ハウスとかいろいろあり、また、住宅等の移動等の問題もあり、非常に大変。反対側はいわゆる共同の村山というところがありまして、これは、大体早めに相続していれば問題ないんですが、それが遅れますと、もう何しろ関係者が数が多いですから、膨大な数になっちゃうんですね。ですから、使えない。それで、もちろん反対側に畑ありますから、十分両方に歩道つけるだけのゆとりはあるわけですよ。それが現実に行われない。 平等の原則に反する。私、役所とかなりやり合ったんですね。もうこれ、国の予算の審議も通って、いよいよ工事だと。今、ここで中止になると、あとまた10年先になるかどうか分からないというんで、できるだけ安全、そこに事故等がないように安全に対策を考えておいて、県としては行うので、何とかこれは認めてもらえないかということなんですね。 それで、今はとにかくやってもらったほうが安全であることは間違いがないので、片側の歩道の件に関しては、ちょうどあそこは市貝と益子、市の堀と二の堀という川が流れているんですが、その二の堀の土地改良区に入ります。そこではもう既に、これはもう40年以上前に用地がきちんと県に売却してあるんですね。ここを通りますということになっているんですね。 それは、両方に歩道をつけて、側溝をつけ、歩道をつけてもなおかつ2メーターぐらい余分なだけの幅広い場所を確保してあるんですね。それ以外のところはまだ用地買収は一切なされていませんが、それだけのことがありながら、何でできないんだと。 やはりいろいろ話は伺いましたが、結果的にこのままで何とかしてもらいたいということなんですね。それで、取りあえず後で、要望書は両町長を通じて出しますからということで、話合いはそこで一旦終わりました。それで、どうしても土地の立会い、その他をやっていただきたいというので、やったということなんですね。 この点に関して、改めて町の見解を伺っておきたいと思います。 第3の質問は、市貝町の農業振興策としてのオリーブ栽培等の取組について伺っておきたいと思います。 今、日本各地で農業振興策として様々な作物が取り上げられていると。加工品もそうです。これは、町長も執行部もみんなよく分かっていると思います。 そこで、今取り組まれているものはいろいろあるんですよ。例えば代表的なもの、ちょっと挙げますとトロピカルフルーツ、いわゆる熱帯作物ですね。オリーブとかマンゴーとかパパイヤとかそういったもの。それと、果樹の熟成栽培、完熟させて出す。後れて出す。あるいは貯蔵等によって、価格の安定を図るという方法があるわけですね。あるいは干し芋とか、そういったものについて町としての特産物をつくる。本気になって取り組まないと、話聞いているだけでは駄目なんですよ。ですから、その点について、今後どのように取り組んでいくのか、具体的に町の考えを伺っておきたいと思います。 以上で、ここでの基本的な質問を終わりといたします。 ○議長(山川英男)  入野町長、登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  和久議員のご質問に対し、順を追ってお答えいたします。 1点目の町道大橋・篭堰線の工事着工と完成時期についてご説明申し上げます。 町道大橋・篭堰線につきましては、町道赤羽・多田羅線から町道篭堰線までの延長約612メートルの路線で、公共下水道水処理センターへのアクセス道路としても利用される路線となっております。 それでは、一つ目の早期着工と完成の時期についての考えについてでございますが、道路改良計画を進めるため、昨年度に用地測量業務を実施させていただきました。 今年度につきましては、用地買収を予定しており、沿道は水田として利用されておりますので、令和5年度に水路の付け替え工事を先行して実施し、完了し次第、道路拡幅工事を進める予定となっておりますので、財源の確保に努めながら、早期の完成を目指しているところでございます。 2つ目の補正予算で取り組むなどの対応についてでございますが、年次計画に基づき進めているところであり、来年度に予定しております当該路線の両側を流れる水路の付け替えに当たりましては、水路延長も600メートルを超え、大変長く、農繁期に影響しないよう施工時期等に配慮する必要があり、工期を確保することが難しいため、大きな前倒しは困難な状況でございます。町といたしましては、限られた財源の中ではございますが、計画どおり事業実施が図られるよう努めてまいりたいと考えています。 3つ目のなぜこのような長い時間がかかるのかについてでございますが、当町で進めております道路改良計画は、通学路や幹線道路を中心に道路拡幅による利便性の向上と歩道等整備による児童・生徒の安全性の確保を優先的に進めております。限られた財政の中で、全ての路線を同時に進めていくことが困難な状況でありましたが、昨年度から事業に着手いたしましたことから、早期完成に向けて進めてまいりたいと考えています。 これが第1点目についてです。 続きまして、第2点目に県道塙・芳賀線の県への要望についてご説明いたします。 県道塙・芳賀線につきましては、益子町と市貝町の双方を結ぶ主要な県道で、現在益子町地内から多田羅方面に向けて道路整備が進められております。 1つ目の今回の工事区間のみが片側歩道というのは、公平の原則に反するのではないかについてでございますが、益子町側の改良工事が終了した区間につきましては、両側歩道が設置されており、未整備区間である町道赤羽・多田羅線までの約1キロメートルにつきましては、東側にのみ歩道を設置し、西側は路肩を整備して、自転車道の通行区間を確保する計画となっております。 歩道設置の基準につきましては、自動車類交通量及び歩行者通行量、さらには沿道の特性などによる設置基準が県において定められており、本路線につきましても当該基準に基づき、整備方針を判断したものと伺っております。 2つ目の町はどのように説明を受けたのか、その時期と対応はについてでございますが、工事の進捗に伴い、昨年12月に多田羅公民館において、県が地元説明会を開催し、町も同席させていただき、詳細設計の内容について伺ったところでございます。 以前から県に対して早期の事業着手を要望していたところでございますので、事業推進に向けて前進したことは、要望活動等の一定の成果が上がったものと考えております。 3つ目の車に対して待機所の設置が必要である。不可能なら工事に対しては反対の立場になる、町の考えと対応はいかんについてございますが、道路改良に当たっては、道路沿線の土地所有者及び耕作者の利用に支障が生じないよう事業主体の県に対し、配慮を要望してまいりたいと考えています。 4つ目の将来西側歩道の設置計画要望書の提出はしないのかについてでございますが、県には現在の設計内容で当面整備を推進していただき、事業完了後の交通量、沿道利用の状況に応じ、地域住民の皆様からの要望や意見等も踏まえ、必要に応じ県に対して、そのような和久議員がご要望されている内容の要請書を町としても提出してまいりたいと考えています。 最後に、第3点目に町の農業振興策としてのオリーブ栽培等の取組についてご説明申し上げます。 まず、1つ目の当町におけるトロピカルフルーツ果樹の栽培計画についてでございますが、栃木県内におきましても、茂木町のアオパパイヤをはじめ、那珂川町のマンゴー、宇都宮市のレモンなど熱帯果樹を活用した地域活性化が各地で行われています。 当町におきましては、パッションフルーツやグアバ、レモンなどの栽培事例がございます。これらの作物は元来暖かい地域に生息する多年性の植物でございます。そのため越冬させる必要があり、寒さが厳しい市貝町では、露地ではなく、二重にしたビニールハウスで地下水を散水する方法で栽培されておりました。 また、果樹ではございませんが、世界中で食糧危機が叫ばれる中、ウガンダ・ムセベニ大統領の「小麦もパンもないなら、キャッサバを食べてください」という発言で注目を浴びたキャッサバも栽培されておりました。キャッサバは1年生の植物ですので、越冬の必要がなく、寒さの厳しい市貝町でも露地での栽培が可能となってございます。 続いて、2つ目のオリーブ栽培研究についてでございますが、数年前に町内の複数の農家から、オリーブ栽培での地方創生について問合せがございました。そのことから、オリーブ栽培について調べたところ、宮城県石巻市や福島県いわき市など東北の寒冷地でもオリーブを栽培し、地域活性化に取り組んでいることが分かりました。これらの地域は沿岸沿いで、冬でも暖かく、1月から2月の最低気温が石巻でおおむねマイナス2度、いわきがおおむね零度であり、どちらの地域も最低気温がマイナス3度を下回ることがありませんでした。 一方、市貝町では、令和4年2月の最低気温の平均はマイナス5.4度で、最も寒かったときにはマイナス9.6度にもなりました。以上のことから、当町で温暖な気候を好むオリーブを栽培する際には、十分な注意が必要であると考えたところでございます。 次に、3つ目の新規・未知の作物への取組とその支援についてでございますが、オリーブ栽培に取り組む地域の状況を見ると、生産者が高齢化し、事業展開が困難になったものや、有効な農薬が開発されていないため、立ち枯れ病が発生するなど困難な状況にある事例が散見されました。 また、オリーブは極度の渋みのため、生食用には向かないことから、販売するためには、加工施設の整備が必要となります。施設の整備には多額の費用を要することが予想されることから、慎重に検討する必要があるものと考えています。 一方で、和久議員がご指摘のとおり、「市貝町と言えばこれ」と言えるような特産品がないことも現状の課題の一つであります。 そこで、先行事例の少ない熱帯植物作物に着目し、キャッサバなど市貝町に合った地域振興作物を検討することも重要であると考えておりますので、考えるだけではなく、試験栽培なども同時に行いながら、市貝町の特産づくりに努めてまいりたいと思っています。 以上です。 ○議長(山川英男)  和久議員。 ◆13番(和久和夫)  まず、再質問させていただきます。 大橋・篭堰線について、あまりにも本当に後れている。ようやく用地買収に今度入るということなんですね。というのは、どこでもそうかもしれませんが、今中心になって農業している人が70代に入っているんですね。市貝でもそうです。私もそうですが。ですから、このままですと、本当にいつまでやれるかという事態なんですね。ですから、黄泉の国に行って家造ってもらったんじゃ間に合わないよという農業者の要望というのは切実だと思います。 ですから、なるべく早くやってもらうのには、どうしても特別ないわゆる補正予算を組んでもらってやるしかないんですね。それで、その点について改めて、一応町長は今年買収の予算で、実際に買収に当たるということでしたが、このできるだけ早くというのは、本当に地元にとっては切実な要望なんですね。ですから、その点についてまず伺っておきたいと思います。 ○議長(山川英男)  久保建設課長。 ◎建設課長(久保孝幸)  和久議員の質問に対してお答えいたしたいと思います。 今、お話ありました町道大橋・篭堰線についてでございますが、確かに今年度、用地買収の予算を計上しております。 本来平成29年に詳細設計を作成しまして、それから、速やかにやる予定でございましたが、平成30年、令和元年と次々に通学路の歩道の工事、また、商店街、医療機関のできた町道の工事等がありましたので、現在、令和4年度に用地買収、そして、今、町長からもお答えしたとおり、令和5年度に水路の付け替え、そのような形でやっていきたいというところで今考えているところでございます。 以上です。 ○議長(山川英男)  和久議員。 ◆13番(和久和夫)  話はそういう形で聞いているんですよ。ですから、恐らく今、実際仕事を担当している70を超した方々、いついなくなってもおかしくないんですよ。かつていわゆるA級戦犯、戦争に対する犯罪で処刑された、私も「東京裁判」を見て驚いたんですが、デス・バイ・ハンギング、絞首刑による死刑だという形ですね。これはGHQ、ジェネラル・ヘッド・クオーターズ、日本占領軍がやった結果なんですが、そういう状態で行くときに、当時はこう言ったんですよ、「苔の下にてわれ待たん 大和島根に花薫るとき」。 ですから、あの世に行って、花を見てもしようがないと同じように、やはり今のうちにやってほしいんですよ。そうじゃないと、今だけ聞いていると、皆さん本当にいいかげんにしてくださいよと言いたいんだと思いますよ。ですから、できるだけ早くこの点に関しては、いつ頃までに必ず終わらせます。そして、今の予定よりどのくらい早くできるか、可能性について発言をお願いしたいと思います。町長、よろしくお願いします。 ○議長(山川英男)  少々お待ちください。 入野町長。登壇。 ◎町長(入野正明)  和久議員のご質問は、本当にもっともなことでございまして、今日は地元からたくさんの方がこの和久議員のご質問に対して期待されて、今日は傍聴にいらしておりますので、この問題は今までどおりでいくと、従来方式でいくと、まず、用地を買いまして、それから、水路取付けは稲刈りが終わってからですから、そうすると、今もそういう農繁期とか、予算を度外視してやったほうがいいですね。大型補正を組んで、秋口ということなんですが、今、そういう相談をさせていただきました。 ところが、今やっぱり支障がありまして、もう既に土地を買う予算は600万を超えるお金を計上していますんで、これを計上すればいいんですが、地元の方も今日いらっしゃっておりますんで、皆さん地元の方、すぐ賛成して、賛同して応じてくれると思うんですが、その後、水路工事に入っても、また時間がかかりまして、あと登記とかいろんなそういう事務もありまして、ちょっと大型補正を9月に組んでもらってもなかなか厳しいですね。 12月に補正してもやはり来年になってしまうということなんで、もう秋を過ぎていますから。臨時議会も予定しておりますけれども、そういうことでちょっと予定逼迫しておりますんで、当初予算どおり土地を買わせていただいて、それから、水路工事は来年の秋になっちゃうんですね、やっぱり、稲刈りの後ですから。そういう面で大変残念ですけれども。 ここで一つ私も和久議員と地元の方におわびしなくちゃならないのは、補正を組むということを何度か私発言していたんだというふうに思います。 今、予算折衝でそういう話は私どものほうで担当課、係等、その辺の話を詰めるんですが、私ども当初予算の中で、実施計画も含めて、当初予算の査定中に私どもが発言した記録をしっかりと残していないんで、残すように言っているんですが、それが当初予算に反映されなかったり、途中で補正予算の策定に当たり、反映されていなかったということについて、大変反省していまして、今年度の当初予算の編成に当たってもこの点は私から、どのような私が発言したのかについて、ちゃんとメモとかそういう査定でのやり取り、覚書を出しなさいということを話ししたことは、昨年度の暮れにございましたが、そういうことで、和久議員と地元の方との私どもの協議の中で、補正を組むということは何度かお話ししたことを私も覚えています。優秀な今日は元総務課長さんもいらっしゃっておりますけれども、私どものほうでそういう記録を踏まえて、補正などしっかりと組んでいくことが住民との信頼関係をしっかりと保つためには大事だというふうに思っています。 これは反省点ですが、取りあえず執行部では、この土地の買取りをさせていただきまして、本当来年の秋までは時間が空いちゃうんですけれども、水路の取付けに行きたいとは思うんですが、今日話したことはしっかりと次回に反映させるということをお約束させていただきまして、ちょっと進捗を早めまして、工事に取りかかりたいというふうに思っています。 財政については、赤羽工業団地周辺の道路が大きなものが残っていますが、椎谷とか、また、上根の谷中東線がありますけれども、そういうものがある程度見えてきましたんで、思い切って再来年度あたりにしっかり工事に取りかからせていただきたいというふう思っています。 今日は地元の方もいらっしゃっておりますので、これについて財政課長も担当課長も今同席していますんで、そういうことでやらせていただきます。 本当に申し訳ありませんが、よろしくご理解いただきたいと思います。 ○議長(山川英男)  和久議員。 ◆13番(和久和夫)  いろいろありがとうございます。 とにかく今までの経過を見ても、これは本当に一刻も早くやってもらわないと、地元の人も納得しません。ですから、その点に関して、よろしく、町長、お願いしたいと思います。担当者もよろしくお願いします。 さて、次の質問に入ります。 県道の塙・芳賀線の件なんですが、どうしても片側歩道で、東側歩道ができますから、これ、全く問題ないんですが、西側なんですね。特に用水路、特に水の出し入れ口、特に水口というんですが、これはやるときに、歩道も何にもない。安全地帯もなければ、大型がどんどんこれから、あの道が完成しますと、すごく便利な道路なんですよ、真岡から市貝に抜けるのには。ですから、とにかく大型でも何でもどんどん入ってくる。歩道でもあちこちつけてもらわないと、とてもじゃないけれども、いつやられるか分からないという状況なんですね。 ですから、この点に関して水口の安全を図るということは、人命を守るということなんでよね。何というか、人間こうやってかがんでいますと、大型なんかで見えませんから、はねられてひかれるって不思議じゃないんですよ。ですから、その点に関してそういった対策で何とか一部だけでもいいから、安全地帯、それを設けてもらいたいという要望をしてきたんですが、難しいという状況なんですよ。この点に関してどう思いますか。安全第一の件です。 ○議長(山川英男)  久保建設課長。 ◎建設課長(久保孝幸)  和久議員の質問にお答えいたしたいと思います。 今話されました田んぼの取水口、水口の出し入れなんですが、今、国道123号線から1キロほど、国道取付けから1キロほど今整備されているのが、大和田工区というところでございまして、その大和田工区から今先細りになっておりますが、そこから今度は赤羽・多田羅線までの1,070メートルを今回整備するところでございます。 南からまずは北側に向かって左側に確かに田んぼがございます。煙火工場の先に田んぼがございますが、あそこのところは、今、昨年の12月3日の土木事務所の地権者用の説明会の資料を見てみますと10.25、10メーター強の道路でございまして、センターラインから3メートル、そのほか外側線があって、そこに1メートルの路肩と、さらに50センチ、いわゆる合計1メーター50センチの外側線から路肩があります。 ですので、安全地帯を設けなくてもその外側線から左側路肩に止めれば、外側線の内側に止められるということで、取水口の出し入れについても今のところの設計上、計画上では安全地帯をつけなくても大丈夫だと思います。 以上です。 ○議長(山川英男)  和久議員。 ◆13番(和久和夫)  話はいろいろ伺っています、県からも。ただ、住民の安全を守るというのが道路の基本なんですね。ですから、あそこは学童でないから、片側しか歩道をつけないよという、今の状態からいえば、それはそれでいいのかもしれません。 しかし、畑をつくるのと違って、水田はまた別なんですね。水の出し入れで、しかも端のほうのどん尻の水田になりますと、水が来ないんですよ。ですから、毎日4回も5回も水回りに行ってということなんですね。そして、次々と堰を壊してきて、ようやく来たということの繰り返しですから、実際そういった形に置かれた水田のいわゆる一番端に近い状態、用水のところで、本当にこれ、死活問題という形に言ってもいいくらいなんですよ。 ですから、安全のためには、すぐさっと行ってさっとやれるという体制が必要だと思うものですから、要望しているわけなんです。 この点に関して、県ともよく相談していただきたいんですね。ですから、その点はよろしくお願いしたいと思います。 それと、片側歩道の件なんですが、西側、この点に関して、早急には無理にしても将来への転用をきちんとやっておきませんと、これからどう変わるか分からないんですよ。今学童じゃなくても、あの辺に住宅があると。立街道は便利なところですから、いずれ開通すれば、双方にかなりの住宅が建つ。これ、誰が見ても分かる状態なんですね。 そして、多田羅駅から赤羽の123号線に出るところの交差点には、最低信号はつかなきゃ無理だろうと。それから、赤羽の住宅のほうから来るところの道についても、最低信号は必要だと思いますが、そういった点に関して、県に対する要望、これはきちんとやってくれないと、早く手を打たないと、いつまでたってもできないんですよ。 ですから、その点に関しての要望についての考えを伺っておきたいと思います。 ○議長(山川英男)  入野町長。登壇。 ◎町長(入野正明)  先程、水口の水回りの話がございまして、担当課で県のほうと協議した結果、外側線の内側でそれは確保できるということだよね。 ◎建設課長(久保孝幸)  はい。 ◎町長(入野正明)  という県の回答のようです。 ただし、実際現場は、地元の方がそこで水回りしていますから、県の方が農作業も分からない方が見て、隙間が、そこに間隔があるんで、軽トラ1台入れるんじゃないかという、もしそういう判断でしたら、地元の方は今、和久議員がおっしゃったように、水のもちがあまりよくないので、何度も1日に水回りをしているということであれば、それは現場の方が一番危険性が分かっておりますので、その辺はしっかり対応したいと思いますが、今回のこの片側歩道については、和久議員、議長の要職までおつきになられまして、代議士などにも強く要望されまして、実際あそこの現場を歩いていただいたり、県の方にも見ていただいたりして、結果、真岡土木所長が急遽、町に参りまして、この後、今までどおり益子方面からの工事が終わりますと、完成まで10年はないとしても、そのぐらいの期間を見なければならないというような話がまたありましたんで、それじゃ地元の方の今要望も通らないし、命の危険もありますんで、どうにかやってくださいということで、県の土木部の部長さんや、県の幹部の方も道路の改良については、命を優先させたいということで、あれが急遽そういう案が出てまいりまして、片側通行になりました。 それがいきさつですので、もしそういう命の安全を確保するのであれば、和久議員が今おっしゃったように、水回りしている人の命はどうなんだとか、それをもっと将来的な話で、それが拡幅された場合に、大型車がどんどん進入してくれば、さらに命はじゃ、どうなんだと、通行人の。 あそこ確かに自転車が通っていますよね。私も見ていますが、すれ違うんですね、会議があった後、中部環境で。あそこわざわざ通るようにしているんですが、自分の車で、自家用車でわざわざあそこ通って、すれ違う人を確認しているんですが。確かに子供が歩いていますね。そういうことも含めると、では、県の道路改良、県道改良の一番の基本は命を守ることであるならば、早期に片側、歩道つけたんだ。 そうすると、現場で水回りしている人の命は、実際見てみると、確認したら、大変な状態だと。外側線に入るということは言われたけれども、さらに今度は交通量が増えたら、今でもすごいですからね。あれだけ車が並んでいるとは思わなかったですね。1台1台すれ違うんだと思ったら、次々車が来まして、私が畑の中に車をおっことして、車をこういうふうにすれ違いさせるんですが、そのような状況ですので、そうすると、命を守るということから、片側歩道で、そして、命を守るということで、今度は大量に進入してくれば、もうこのバイパスと同じように、暫定じゃなくて、本格的な歩道をつけてくださいということで、要望をしっかりとやっていきたいと思いますんで、県との県土整備委員会、県議会の現地調査もありますんで、あそこにまだ入っていますね、今回もね。今回も要望に入れてありますんで、そういうような中で、私が説明しながら、今、和久前議長様からの要望をその場で、私のほうも県のほうに要望したいというふうに思っています。これから強力な要望活動を展開していきたいと思います。 以上です。 ○議長(山川英男)  和久議員。 ◆13番(和久和夫)  本当に一番大事なのは、安心・安全なんですね。ですから、その点に関して、県とも十分相談し、そして、要望は出していただきたいと思います。 我々としても、正直なところ、これで通らなかったならば、私、知事の後援会長の吉村さん、その他通じて、拝啓、知事様で直接訴えようとと思ったんですよ。田中正造ではありませんが、明治天皇に訴えるほどのことありませんが、やるんならやってやるよという形で私も土木事務所に乗り込んだりしたものですから、やはり我々もなるべく安心・安全な形で作業でも何でもやっていきたいとみんな思っていると思うんですね。 ですから、この件に関しては、要望のほう、よろしく、町長、お願いします。 次に、市貝の農業特産物についての取組についての話をしたいと思います。 議長、いいですか。 ○議長(山川英男)  はい、和久議員。 ◆13番(和久和夫)  それでは、今どこでも、市貝町は特に農業が町の基幹産業ですので、いかに特産物、他と競争しても負けないだけのものをやる。それにはやはり町も本腰を入れて予算面、あるいは指導体制を含めてやらなければならないと思うんですね。 特に、私はオリーブ、オリーブとよく言っていますけれども、オリーブに関しては一昨年小豆島も行って見てきました。100年以上たった木を含めて明治政府がどんな対応してきたのかも見てきたわけです。 その上で、確かにここは寒いんですよ。大体オリーブは基本的に18度と言われるんですね。市貝ですと本当にマイナス10度を超えるようなときもありますから、全て条件がいいとは言えないんです。でも、雪が降らなければ、可能性は十分あるということなんですね。ですから、大雪がたまに低気圧であるかもしれませんけれども、しかし、それ相当に対応していけば、最初はそんなに大がかりじゃなくても、少しずつやっていくということなんですね。 私も小豆島へ行って、小豆島から品種を3種類、ただ寒さに対する抵抗の問題もあって、こちらで正直言って1本枯らしました。それから、前から作っているやつについても1本やられ、既にもう2本やられているんですね。私もお母さんに道楽だなんて言われながら、必死になってやっているわけですけれども、そういった形でみんなが関心を持って、別にオリーブじゃなくてもいいんですが、市貝町の特産物について取り組んでもらいたいんですよ。もちろん農林課では一生懸命やっていると思いますよ、考えて。でも、具体的に何やるかということ、本気になって取り組みませんと、いつまでたっても、やります、やります、で、何か発言すると、それはこうだと言い訳に終始して、先に進まないんですよね。 我々は損得なくて、やるんなら、よし、やるという形で費用も時間もかけて、それぞれ取り組んでいるわけなんですね。ですから、基本は町の取組姿勢だと思うんですね。その点に関して、考えがあれば伺っておきたいと思います。 ○議長(山川英男)  平野農林課長。 ◎農林課長(平野修身)  では、ただいまの質問に対しましてお答えいたします。 まず、オリーブ栽培なんですけれども、気象条件とか、そういったことがありますので、今すぐに大々的に導入というのは、なかなか難しいんですけれども、最初、町長の答弁でもありましたように、熱帯作物を作っている方が数名おりますので、そういった方に少しの面積でもいいので、試験的に栽培をお願いしまして、徐々に拡大していくということで考えてはいるところでございます。 振興事務所のほうにも聞いたんですけれども、あまり栃木県には縁がない作物ということで、栽培指導を専門的にできる方もあまりいないそうですので、そういった取組につきましては、県内で足利市ですとか、高根沢で取り組んでいるという情報をいただきましたので、そうした取組状況なども栽培する方と一緒に行って、話を聞いていきたいとは考えております。 それと、オリーブ以外なんですけれども、今後、市貝町では、振興事務所とも話をしたんですけれども、ジャガイモ、宇都宮に工場あるんですが、北海道から現在メインに納入しているんですが、不作の年もあるということで、できれば、工場に近い地域で安定的に確保したいという話がありました。今年1名の方が取り組んでいるんですけれども、来年、今からではちょっと定植が難しいので、来年の4月の定植に向けて、ジャガイモを今現在空いている、特に畑が多いですので、ジャガイモ栽培に取り組んでいきたいと考えております。 それと、今年度有機の補助金を活用しまして干し芋、こちらも畑なんですが、干し芋の有機農業のサツマイモを使った干し芋のまずは試験栽培ということで、今年度取り組む予定になってございます。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  和久議員。 ◆13番(和久和夫)  私も今から7年ぐらい前かな、干し芋と焼酎の製造について、一般質問でもやったことありますけれども、市貝町はサツマでもジャガイモでも何でも作れるんですよ、今、農林課長が言ったように。ですから、遊休地を活用して、本気になってやらないと、やります、やります、作りますではいつまでたっても足踏みしていて進まないんですね。 ですから、町で補助を出すなり、あるいは設備等が必要ならば、それ相当に必要な形でやっていきませんと、何やっても市貝町は、はい、分かりました、やりませんで終わっちゃうんですよ。 ですから、農業を基幹産業だと言っている町ですから、やはりそれ相当にちゃんとした、そういった先進的なものをやる。特に今地球温暖化でどんどん気温が上がっています。当然冬の温度も上がるようになってくるわけですね。ですから、そういった先を見越してやりますと、基礎的な準備というのは、できるだけ早いほうがいいんですね。 ですから、今、茂木で例えばタケノコを使ったメンマ、ある程度2メーターぐらいになってから節を抜いて、真ん中だけ使って加工するやつですね。台湾なんかでは、これ、大量に作って、観光客向けに昔は大量に売ったんですね。今ちょっとコロナで観光客が来ませんので、かなり苦労しているようですけれども、その他いろんなものというのは幾らでもあるんですよ。地元に転がっている材料を使っても。ただ、要は本気になって取り組むかどうかなんです。そうじゃないと、いつまでたっても、できますよ、やりますよは、はい、終わりました。 ですから、この地域の農業振興を考えていくんならば、可能性のあるものを見つけて、そして、何も変わったものをやらなくてもいいんですよ。ですから、そういった形でどんどん取り組んでいきたいと思いますんで、市貝町の特産物をつくる、そういうことに対しての考え方。それと、もしそれが設備とかいろんな意味での助成が必要ならば、出すか、出さないか、そういった意味で総合的な考え方を、もう時間もありませんので、まず伺っておきたいと思います。 ○議長(山川英男)  入野町長。登壇。 ◎町長(入野正明)  和久議員から大変本当に何度もご指摘されていまして、前回の質問でもやるよ、やるよと言ってもやらない、本当に和久議員の何かその言葉が私に大分響いて、身に迫る思いがございまして、谷津田の再生もそうでしたけれども、私何年かかって谷津田の再生のやったのか、なかなか進捗がございませんが、そういうところで、今回有機農業に国から大きなお金がついたんで、町だけで単独でやると、やるよ、やるよでやらないで人事異動になってしまっているケースがありますんで、今回谷津田の再生もやっと、その補助金使って始まったら、もう逃げられませんので、先程、補助金の賠償の話がありましたが、国や県の補助金を一部くっつけてしまって、やらざるを得ないような形に持っていくのがいいのかなというのを今、今年度に入って思っているところなんですが、おっしゃるとおり、今日はオリーブのご要望が出ましたので、先程私も平野課長もお答えしましたが、私ども執行機関、これ、机に座っている仕事の人が多いようなので、そうではなくて、同時に歩きながら考えるという格好で、試験栽培もちょっとやらせてもらおうかなと思いまして、うちの庭にもオリーブを3年ぐらい前に植えたんですが、雪が降ると本当に枯れるんですね。ところが、また再生してくるんですが、あれ、ハウス栽培がいいのかな。そうしたら、相当な施設に対する投資になっちゃうんですけれども、一度ちょっと私と農林課長、平野課長はうちも農家で優秀な課長なんで、よく私が知っている課長ですけれども、ぜひ二人三脚で特産品ができるようにやってみたいと思うんですが、オリーブは取りあえずどんなふうにやったらいいのか、今日は要望ですから、質問で和久議員から出ていますんで、これに答えないわけにはいかないですから、ちょっとやってみたいと思います。 あとは、特産品はとくにかく作ってみると。芳賀台のほうも畑かんが済んでいませんので、やります、やりますじゃなくて、やってみるということで、今年は谷津田の再生も始まりましたし、いろんな面でやらせていただきたいと思います。 それから、今日地元の方もいらっしゃっておりますので、塙・芳賀線、元の塙・上根線、あちら取りあえず片側でやらせていただいて、その後について、不都合とか見ながら、両側ということで、もう同時に要望もしていきたいと思いますが、完全な姿は両側歩道ですから、県のほうではもう急いでやりますということなんで、片側だったら。所長からそういうふうに実際言われていますんで、やらせていただいて、その直後ぐらいとか、やっている最中に、工事中に両側歩道、4車線と同じように強く要望していきたいと思うんですが。 じゃ、平野君も特産品づくりで二人三脚で頑張りますんで、やらせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(山川英男)  和久議員。 ◆13番(和久和夫)  ありがとうございました。 何やっても大変だと思うんですよ、取り組むということは。 私、オリーブ、オリーブと言っていますけれども、別にオリーブにこだわっている必要はないと思うんです。私のところでもようやく5粒ぐらいなりつつあるような状況なんで、それは別にして、例えば、市貝がもしやろうとするならば、かつてビワの研究で有名な福原周平という人が神奈川にいるんですが、その方が回りにちょっとした風除けをやって作った福原早生というビワがあるんですね。それが今ビワの主流になっていると思うんですが、本当に努力してやれば、まず無理だというところでも物事はできるんですよ。ですから、そういった点で、ちゃんとした対策を立てて、これからやっていただきたいと思います。 我々としても一生懸命地域に何か残していきたいと思っているものですから、できるだけの調査研究、努力はしていきたいと思います。 特に、熟成栽培という方法があるんですよ。今、若い人集めて、ぶどう組合もつくっているんですが、その中で、量が増えますと、もう直売だけでは間に合いません。そうすると…… ○議長(山川英男)  和久議員、時間が来ましたので、お願い申し上げます。 ◆13番(和久和夫)  すみません。要望をちょっと申し上げて、終わりにしたいと思います。 それで、それをやった上で、これから後輩が販売に苦労しないというふうなために、冷蔵庫とかそういった形の熟成栽培にも取り組みたいと思うものですから、いろんな意味のその他対策をよろしくお願いしたいと思います。 時間が来ましたので、以上で私の質問を終わりにしたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(山川英男)  ここで暫時休憩といたします。 再開は2時35分といたします。                          (午後2時22分)----------------------------------- ○議長(山川英男)  それでは再開いたします。                          (午後2時35分)----------------------------------- △石井豊 ○議長(山川英男)  和久和夫議員の質問が終わりましたので、次に2番、石井豊議員。登壇。          (2番 石井 豊 登壇) ◆2番(石井豊)  2番、石井豊です。 来月の6月15日は県民の日であります。県民一人一人が郷土を見直し、理解と関心を深め、県民としての一体感と自治の意識を育み、より豊かな栃木県を築き上げることを期する日として制定されています。そんな中、昭和55年の第35回国民体育大会「栃の葉国体」以来、42年ぶりとなる第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」が本県で開催されます。代表選手が各競技で熱い戦いを繰り広げます。この大会を県民一人一人が郷土を見直し、理解と関心を深め、県民としての一体感と自治の意識を育むよい機会と捉え、みんなで応援していきましょう。 それでは、議長より質問のお許しがいただけましたので、事前通告に基づき順次質問いたします。 まず初めに、SDGs達成の取組について伺います。 国連が掲げる持続可能な開発目標SDGs達成に向けた動きについて内閣府が1,418自治体に調査したところ、目標達成に向けた取組を推進していると回答した自治体の割合は、2018年度の8%から、21年度は66%に急増しています。SDGsは17のゴール目標が定められており、このゴールの達成により、経済、社会、環境の3側面が調和した、誰一人取り残さない持続可能でよりよい社会実現を目指し、2030年までに各国が達成すべき行動目標です。日本政府も推進本部を設け、自治体や企業に取組を促していますが、当町の取組の内容を伺います。 2点目として、17のゴール目標のうち目標7は、「すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する」であります。そこで、当町に関わる主たるクリーンエネルギーは太陽光発電によるものですが、現在稼働している施設数と、今後設置予定施設数を伺います。 3点目として、17のゴール目標のうち目標13は、「気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる」であります。今、地球上では産業革命以降のエネルギー消費量の増加により二酸化炭素の排出量が増え、空気中の温暖化、温室効果ガスの濃度が上がることによって気候変動が引き起こされ、異常気象が頻発しています。 2019年の台風19号は、本県を直撃し、甚大な被害をもたらしました。豪雨災害の多発で、国は、行政がハード整備を中心に、水を河川に封じ込める治水政策から流域治水へと転換しました。県が打ち出したプロジェクトでも雨水流出抑制施設や田んぼダムなど、住民が当事者となる対策を位置づけています。県河川課は、貯留タンクや浸透ますなど、雨水流出抑制施設への補助に取り組む市町をぜひ増やしていきたいとしています。県内5市町が設置補助をしています。近隣市町では芳賀町が実施していますが、当町においても補助制度を設けて町民にSDGsの取組を促すことを求めますが、町の考えを伺います。 4点目として、17のゴール目標の目標8は、「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用を促進する」であります。少子高齢化が進む中、小山市では市外に流出する20から24歳の女性が多いことなどから、女性が暮らし続けたいまちづくりに取り組むコンサルティング会社と、女性活躍とデジタルトランスフォーメーションDX推進軸事業を取り組んでおり、女性の移住・定住や雇用創出などを目指していますが、当町でもこうした取組を行うことが必要ではないかと考えますが、考えを伺います。 2番目として、一般産業廃棄物最終処分場候補地選定について伺います。 芳賀地区1市4町のごみ処理広域化は、芳賀地区エコステーションにおいて、ごみ発電や焼却灰のスラグ化などの資源循環システムの構築を図るとともに、最終処分場の整備により芳賀地区のごみ処理を一体的に進めています。 こうした中、現在の一般廃棄物最終処分場施設は、芳賀町大字給部地内に整備されており、埋立稼働開始は平成29年1月で、計画埋立期間は15年であります。次の最終処分場施設の設置場所は、市貝町地内で市貝町が選定作業を進めることになります。施設位置の決定スケジュールは、令和4年に芳賀地区広域行政事務組合へ、市貝町による候補地選定結果の提出、令和5年度に施設域の決定となると聞いています。候補地選定結果を、令和4年度中に芳賀地区広域行政事務組合に提出しなければならないことになっていますが、候補地選定はどのようになっているのか、また、選定委員会は設置しているのか、伺います。 3番目として、高齢者ドライバーによる免許更新と生活支援について伺います。 人生100年時代を迎え核家族化が進む中、田舎に残る高齢者世帯の増加が進行しています。警察庁は、高齢ドライバーによる交通事故を減らすため、一定の違反歴がある75歳以上の人に免許更新時の運転技能検査(実車試験)を義務化する新たな制度が、令和4年5月13日に開始されました。基礎的な運転能力を確認する内容で、更新期限までに合格できなければ免許が失効してしまいます。認知機能に問題はなくても、基礎的な運転能力の低下に伴う事故は少なくないと見られています。試験結果によっては、高齢者の生活の足が失われかねない事態となっています。過疎地など、長期的な視点で高齢者の生活をどう支えるか、多面的に検討していくことが重要であります。免許の自主返納者と強制的免許失効者が今後増加することが考えられます。デマンドタクシーの運行台数を増やすなど、きめ細かな対応が迫られると思いますが、町の考えを伺います。 以上、総括質問といたします。 なお、再質問は一般質問席にて一問一答で質問させていただきます。
    ○議長(山川英男)  入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  石井議員のご質問に対し、順を追ってお答えいたします。 まず、1点目のSDGs達成への取組についてご説明申し上げます。 1つ目の当町の取組状況についてでございますが、第6次市貝町振興計画後期基本計画の重点プロジェクトの重要施策の中でSDGsとひもづけられた町行政の推進を掲げております。その中の施策の一つとして、今年度、当初予算で計上しております、役場庁舎の照明設備LED化、空調設備の更新及び太陽光パネル、蓄電池の設置がございます。この事業は省エネルギー化を図ることや脱炭素化を進める、当町のSDGsへの具体的な取組となっております。これらの施策は、SDGsの中でもパリ協定が目指すカーボンニュートラルに近接した施策と言えます。 しかし、石井議員もご承知のとおり、SDGsはもっと広く環境社会課題の解決を取り扱うものでございまして、気候変動が引き起こす貧富の格差の拡大、飢餓の発生、人々の健康、さらには教育機会、ジェンダーの平等まで問題が広がり、そういうものを取扱うのがSDGsでございます。 町としては、これらの課題についても、一人も取り残さずに真剣に取り組んでまいる所存でございますので、ご指導賜りますようよろしくお願いしたいと思います。 2つ目の現在稼働中及び今後設置予定の太陽光発電施設数についてでございますが、現在稼働中の太陽光発電施設は116件、今後設置予定の太陽光発電施設は現在把握している限り24件となっております。 3つ目の雨水貯留浸透施設の設置に対する補助制度を設けて、町民にSDGsの取組を促すことについてでございますが、県内自治体の状況を見ますと、雨水貯留施設、浸透施設への助成はそれぞれ4自治体、浄化槽転用槽への助成は宇都宮市のみとなってございます。宇都宮市が助成の対象を市街化区域に限定しているなど、本制度は都市部においてより重要性が増す制度でございますが、SDGsを推進し、町民の皆様にSDGsの取組を促す観点から、県内導入自治体の助成実績や効果などを踏まえ、今後導入について検討していく考えでございます。 次に、4つ目の女性の移住・定住や雇用創出についてでございますが、本町においても、女性に限らず、若い世代が進学や就職を機に町外へ転出し、地元に帰って来ないという現状があることは認識しております。こうした中で、本町においては、県と共同で女性向け就職セミナー及び個別相談会を開催し、女性の町内企業への就職の促進を図っております。また、女性に限定せず、本町出身の若い世代が就業のためにUターンした場合に、10万円を給付する補助制度を昨年度創設したところです。 しかし一方で、若い世代にとっては、地元に帰っても就職先が少ないという事実もあるかと存じます。Uターン者を増加させるためには、先程申し上げましたようなUターン者への支援と、町内での雇用の創出という2つの柱で進めていく必要があると考えています。そのため、企業立地奨励金及び創業支援補助金などの既存の補助制度の周知を強化し、町内に企業を呼び込み、雇用を生み出すことにより、Uターン者の増加につなげてまいりたいと考えています。 近年は、テレワークなど多種多様な働き方が見いだされており、それらを幅広く支援できるよう、既存事業の評価及び改善、また、先進事例の調査研究等に努めてまいりますので、ご指導のほどよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、第2点目の一般廃棄物最終処分場候補地選定についてご説明申し上げます。 候補地選定はどのようになっているのか、また選定委員会は設置しているのかでございますが、芳賀地区における一般廃棄物最終処分場については、芳賀町、市貝町、益子町の順番で設置することで平成22年に合意しており、郡市内でも共通認識事項となっております。 平成29年1月に供用開始した芳賀町の一般廃棄物最終処分場エコフォレストは、15年間の計画埋立期間となっており、残余容量を算出すると、計画のとおり令和13年度末で埋立てが完了する見込みです。埋立てできる残りの期間は約10年であり、一般的に地域との合意に時間を要することから、適地選定を早めに行うことが望ましいとされております。 そうしたことから、本年度は適地選定に関する事前準備として、検討対象候補地を選定していく予定としております。候補地に当たりましては、検討委員会等の候補地の検討に係る組織の設置を早ければ来月末までにもでも行い、準備を進めてまいりたいと考えております。この際、議会からも委員の選出をご依頼申し上げたところでございますので、ご理解とご協力方よろしくお願いいたします。 最後に、第3点目の高齢ドライバーによる免許更新と生活支援についてお答えいたします。 高齢ドライバーによる交通事故が全国的な問題となっている中で、本町においては、平成30年度に運転免許証自主返納者へのデマンドタクシー乗車券交付事業を開始しております。さらには、ご質問にありましたように、法改正により一部の高齢ドライバーの運転技能検査が義務化され、近年の少子高齢化と相まって、今後デマンドタクシーの利用者数が増加する可能性もございます。 現在、デマンドタクシーは、セダンタイプとワゴンタイプの2台の車両で運行しております。直近2年間は、コロナ禍による外出控えが影響し、利用者は減少したこともあり、昨年度は定員が満員となり予約をお断りした事案はございませんでした。 なお、来年3月のLRT開通に合わせ、町内を運行する民間路線バスの大幅な増便も検討されております。デマンドタクシーは、それら地域間交通ネットワークの空白地を補完する交通機関でございますので、他の交通事業者と連携し、利便性向上と効率化を図るとともに、今後のデマンドタクシーの利用状況を注視してまいりたいと考えています。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  再質問させていただきます。 まず初めに、SDGs達成の取組についての中から質問させていただきます。 まず初めに、市貝町は、サシバの里市貝ゼロカーボンタウン宣言を6月中に発表するとしていますが、省エネ・再エネの拡大などに全力で取り組む具体内容を伺います。 ○議長(山川英男)  平野農林課長。 ◎農林課長(平野修身)  では、ただいまのご質問に対しましてお答えいたします。 ゼロカーボンタウン宣言ということで、予定では6月14日か15日あたりに県庁の記者クラブのほうに出向きまして説明をしてくる予定でございます。現在の県内の宣言の状況でありますけれども、宇都宮市や日光市、那須町など9市町のほうで宣言のほうはされている状況でございます。 今後の町の取組についてでございますけれども、今年度におきましては町長の答弁の中でもありましたが、国のレジリエンス事業を活用した庁舎の改修、そのほか、農林課のほうでは地球温暖化対策計画を策定する予定でおります。こちらの計画につきましては、このレジリエンスの取組の採択要件となっておりますので、予定では3月中には作成したいと考えております。 この計画の内容につきましては、公共施設だけなんですが、公共施設の現状のCO2の数値ですとか、目標数値、それとか、取組内容などを記載して作成したいと考えております。そのほかにも今後につきましては、振興計画のほうにも載せておりますけれども、低公害車への転換ですとか、プラごみの減量対策、森林整備をしたCO2吸収対策等にも取り組んでいきたいと考えてございます。 また、県の動きといたしましては、再生可能エネルギーに関しまして県とか市町、あとは専門家等の皆さんで検討会を設置すると聞いておりますので、市長のほうもメンバーに入っておりますので、この会議等でも意見交換を進めながら、それと他町の先進的な事例なども参考にしながら今後の取組を考えてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  ありがとうございました。 SDGsの考え方と取組等々については、市貝町町民においてはさほど認識が浸透していないのではないかと考えます。そこで、SDGsの一つの取組なんですが、SDGsのシンボルバッジを議員と課長以上に配付し、SDGsの啓発活動を促すことがいいのではないかと考えますが、そういった町の取組の考え方について伺います。 ○議長(山川英男)  平野農林課長。 ◎農林課長(平野修身)  では、お答えいたします。 SDGsの町民への浸透を図るためのバッジの製作と配付ということでございますけれども、現在そういった予算はありませんので、補正予算等も踏まえて考えてまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  やはり何か形になるものが目の前にないと、やはり認識というのは浸透していかないのではないかなと自分は考えるところであります。これはぜひとも、数にすればそれほどの数にはなりませんので、これはやはりほかの市町でも取り組んでいる部分もあるもんですから、市貝町としてもカーボンニュートラルの宣言をするというのであれば、なおさらしっかりと町民にアピールするいい機会だと思っていますので、それと併せて実行に移していただければと考えます。これについて町長はどうでしょうか。 ○議長(山川英男)  入野町長。 ◎町長(入野正明)  SDGsのバッジですね、バッジであれば自ら購入されて、おつけになったほうがよろしいのかなと思いますが。公金ですのでね、町の町民の税金でバッジをそろえるよりは、自分でお求めになったほうがいいのかなとは思いますけれども、それについては農林課長が答弁したとおり、予算を計上しておりませんので、今後予算の査定の中でそういうご要望がありましたので、検討させていただきたいと思います。 私としては、そういう、先程和久議員からもご質問がございましたが、形とかそういうものよりも、もっと理念というものが浸透するよう紙芝居をやったり、いろんなことをこういうふうに学校でやっていくことが大事だと思っています。SDGsの理念の中で、誰一人取り残さないということは人権に関わってきますので、子供たちの授業の中で、気象災害が起きたら貧困になって、食べ物もなくなって、飢餓になって、お金がなくなってくると教育もできなくなってきて、社会的な弱者にしわ寄せがきて、子育てをしている女性が大変なことになるんだよとか、そういうお話をして紙芝居などをやったりして進展をしていくことが大事だというふうに。私は、理念よりも行動に移さないと時間がありませんので、行動に移していきたいと思いますが、バッジについては農林課長の説明のとおり、今後、予算の中で検討させていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  ありがとうございました。 それでは、次に移ります。 同じくSDGs達成の取組について、次の点に移ります。 2点目の目標7についてですが、クリーンエネルギーは二酸化炭素や窒素酸化物など大気汚染、地球温暖化の原因となる物質を排出しない、あるいは排出が少ないエネルギーを指しますが、太陽光発電設備設置による森林伐採は、森林の水源涵養機能である水源の貯留、洪水の緩和、水質の浄化と、森林の土壌保全機能に悪影響を及ぼすことが心配されます。森林は緑のダムと言われますが、その保水能力の低下による河川への影響と浸透能力低下により地表流が発生し、土壌浸食を引き起きします。こうしたことへの対応は、町としてはどう考えているのか伺います。 ○議長(山川英男)  平野農林課長。 ◎農林課長(平野修身)  では、ただいまの質問に対しましてお答えいたします。 太陽光を山林のほうに今設置するためには、当然、伐採が必要になってきまして、今、議員さんがご指摘されていましたような様々な機能が当然低下することが予想されます。 太陽光設置に当たりましては、1万平米を超える設備の設置に対しましては森林法が適用されまして、林地開発ということでいろいろな設置要件がございます。例えば、洪水調整池の設置ですとか、残地森林を25%以上残すといった要件がございます。それと、1万平米までの設置につきましては、町の規則の対象ということで、こちらは事前協議を行っておりまして、各課のほうの意見を聞いてございます。こちらの要件につきましては、残地森林に対しましては15%以上の設置、それと電力量で50キロワットを超えるちょっと大きめの太陽光設備に関しましては雨水計算書の提出要件ですとか、あとは地盤調査が必須要件となってございます。 こういった問題をクリアいたしまして、最終的に町と業者のほうで協定書を締結しますけれども、内容的には開発行為によりまして、その周辺に悪影響を及ぼした場合には、事業者の責任において復旧ですとか、対策を講じてほしいというような一文も載ってございます。参考までに、今のところ山林に設置した太陽光設備に起因するような災害等の発生はございません。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  ありがとうございました。 また、2点目について伺います。 市貝町では、家庭部門の低炭素化を促進し、地球温暖化防止を図るため、太陽光発電システム等の低炭素化促進設備を導入するための費用の一部を補助していますとしていますが、家庭用炭素化促進設備設置費補助制度が町民にいま一つ浸透が足らないのではないかと思いますが、その周知方法について現状どうなっているのか、お伺いします。 以上です。 ○議長(山川英男)  平野農林課長。 ◎農林課長(平野修身)  それでは、お答えいたします。 昨年度からバイオマスストーブ等の設置に対しまして補助を行っております。この補助制度の周知につきましては、現在ホームページのみで行っているのが現状です。最近、環境問題等に興味がある方も増えてきていると思いますので、ホームページのほかに町の広報紙等におきましても掲載をいたしまして、周知を図っていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  それでは、次にいきます。 新聞報道によれば、政府は50年炭素脱炭素社会の実現を掲げており、太陽光発電の導入拡大がこれから見込まれます。適切に処理されなければ埋立処分場の逼迫につながるとの懸念から、環境省は、令和4年5月28日、使用済み太陽光パネルのリサイクルを義務化する検討に入ったとしています。環境省は、23年にかけてパネル処理の実態調査を進めるほか、この夏に策定する循環経済工程表に、中古利用やリサイクルを促進する制度設計を速やかに検討する方針です。 太陽光パネルの寿命は、20年から30年であります。環境省の推計によると、30年代後半には排出される量は最大80万トンに膨らみます。こうした国の取組に呼応して、当町としても今後の施設増加と中古利用やリサイクル促進制度創設を盛り込んだ適正な設置及び管理に関する条例を制定すべきと考えますが、町の考えを伺います。 ○議長(山川英男)  平野農林課長。 ◎農林課長(平野修身)  それでは、お答えいたします。 先日、新聞のほうにリサイクルの記事が載りましたけれども、国が検討を始まったという段階でありますので、町としては今後、国の検討結果を踏まえて、どういった方法でやっていくのか検討していきたいと考えております。 また、この太陽光の条例化につきましても、できれば今年度あたりから策定作業に入っていきたいとは考えておりますので、その中におきましても検討してまいります。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  ありがとうございました。 それでは、次に、一般廃棄物最終処分場候補地選定について伺います。 最終処分場候補地の予定敷地面積はどの程度を考えているのか、お伺いします。 ○議長(山川英男)  國井町民くらし課長。 ◎町民くらし課長(國井美由紀)  ただいまのご質問に対してお答えいたします。 現在使われております一般廃棄物の最終処分場は、敷地面積が約2万3,000平米となっておりますので、それを参考にしながら、今後検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  ありがとうございました。 もう1件、お伺いします。 今後、最終処分場候補地を選定していくということになるわけですけれども、やはり町民のほうもそれに対しては関心が当然出てくるわけでありますが、どのタイミングで町民にそれを周知させるのかということをちょっとお聞きしたいんですが、その件でお願いします。 ○議長(山川英男)  國井町民くらし課長。 ◎町民くらし課長(國井美由紀)  ただいまのご質問に対してお答えいたします。 現在は、選定に関しまして準備をしている段階ですが、今後具体的なスケジュールなどが明確になり次第、町民の皆様に対してお知らせしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(山川英男)  入野町長。登壇。 ◎町長(入野正明)  平野農林課長が優秀なので、先程のパネルの廃棄を含めて、また、それに関わる条例についてご質問ございましたが、本来、条例のそういう内規要綱を変更するのは町長の権限ですが、条例は議会に諮るものなので、私が答弁するところでしたが、大変失礼いたしました。十分、農林課長はその役を果たしていまして、しっかりと説明してくれましたが、条例化に向けて今年しっかりと取り組んでまいります。 それで、最終処分場の選定についてですが、先程も午前中ありましたけれども、國井課長があんなに大変な健康福祉課長を十分こなしながら、また町民くらし課長でこういう大きな案件をあずかることになりましたが、きちっと押さえておりまして、優秀な課長でありますので十分任せることができますけれども、私ども、この最終処分場の選定については、本当にこれに就任してからずっと、私、この問題について関わっていまして、中部環境衛生事務組合もそうでしたけれども、今回、石井議員、また、さっきの全協でもそうでしたが、やはり議員の皆さんは地元に支持者を抱えていまして、自分の地区内にいわゆる迷惑施設というふうに以前言われていましたが、そういうものが来た場合に、すごい反対運動が起きるんだと思います。益子の最終処分場、私、よく知っていますが、ムシロ旗で連合自治会ができまして、自治会長連合会、そして芳賀町も、町長が出すのを全部反対ですね。そういうことがありますんで、大変なことなんで、皆さんがやはりいつ公表するのか、タイミングが一番関心があるかと思うんですが、私が今扱っているのが新斎場、斎場の整備についてですけれども、これが参考になるんですが、本当にこれ最後の段階でしか公表しないんですね。ずっと評価項目の設定や候補地エリアの抽出までして、第1次選定、そして第2次選定も終わって最有力候補地決定して、やっと候補地の公表です。地元説明会、それから始まりますので、あらかじめ情報が漏れるとそれを変える場合もあります。ですから、もう慎重に選定しまして、そして、最有力候補地決定、1つになった段階で正副組合長会議で協議した上で、それから公表になりますんで、大変申し訳ございませんが、議員の先生方、本当にこの施設が来ることについては、先頭に立って住民説明会は、そういうところで発言されなくてはならないような状況に直面するんだと思いますけれども、私どもも、きつく組合長からも、また、郡市町会議の会長からも厳しく言われておりますので、中部環境の今度の臨時議会でこの話、私にさせてくださいと言ったら駄目だと言うんでね、そういう話はしては駄目ですと言われました。ですから、大変申し訳ないんですが、これ町で独自でやっていることになっていますので、公表については1つの有力候補地に絞れてきた段階で、もう遅いって言われれば遅いと言われちゃうんですけれども、その段階でのことに審査上なっておりますので、議員の先生方に、地元にこういう施設が来た場合には、本当に私と一緒に大変なことに、役回りになるかと思うんですが、ご協力方、よろしくお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  ありがとうございました。 それでは、次にいきます。 高齢者ドライバーによる免許更新と生活支援についてお伺いしたいと思いますけれども、他県になりますが、浜松市などが全国2位となる広い面積の50%が過疎地域であるというのが現状であります。その取組にも参考になると思ってちょっと提案させてもらいますけれども、同市はIT情報技術を活用して構築した飲食店と利用者と配送業者というのを結んだ独自のデリバリーシステムを構築して、効率的にカバーしていくという取組をしております。将来的に移動が難しくなる高齢者に向けても買物の代行や、薬の宅配などに活用していくというような取組を浜松市のほうでは行っているわけですけれども、市貝町としても、やはり核家族化が進み、若い人が地元に残らない、そうなりますとやはり年寄り、後期高齢者がいつまでも地元に残ってしまうという現実が見えてきます。そうしたときに、簡単に言えば買物難民といわれる方が多数発生する恐れがあります。そうしたことに対して、今紹介させてもらったような取組を町としてはやはり検討していく必要性があるのではないかと考えますが、町の考えをちょっと伺います。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  それでは、ただいまの質問に対してお答えいたします。 まず、町としては、昨年度から買物難民の支援ということで、国の補助金を活用して、町から道の駅のほうに、3年間の補助事業ですけれども、移動販売車のほうの導入ということで始めたところです。当初は週2日ぐらいだったんですけれども、今はほとんど毎日のように出ているというようなことを聞いています。最初は北部地区だけだったのが、最近は中部地区のほうまで入ってきているということで、各自治会の公民館等でお邪魔させてもらっているというような状況があります。 やはりそういったことは必要だと感じておりますので、やはりそのほか公民館に行く買物支援と、また注文予約受付、個人の方が道の駅のほうに登録してもらって、何をくださいということで、1対1での注文予約で販売していくというような形の2通り取っていますので、そういうことで支援していければなというふうに考えております。 あと、もう1点、多分福祉課のほうでシルバー人材センターと介護関係で軽微な支援ということで、総合事業のほうを取り入れていくというようなことも聞いていますんで、それはただいま準備中だとは思いますが、そういったことで支援は必要だと思っております。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  最後の質問になります。 2022年は、団塊の世代と呼ばれる人々が75歳の後期高齢者に差しかかってくる起点の年といわれています。総務省統計局によれば、2025年までに今後3年間で毎年200万人ずつ、ざっと607万人程度の人が後期高齢者になり、その人口が約2,180万人に膨れ上がり、国民の4分の1が75歳になるとしています。今後、後期高齢者の増加に伴って買物手段を整えても買物に行けない人が増加することが考えられますが、そうした人たちに対する対応策ということについてどう考えているのか、伺います。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  それでは、ただいまのご質問に対し、お答えさせていただきます。 まず、ちょっと振り返ってみますと、町内でも、町内の小売業者さんもそういった注文販売のほうをやっていると聞いております。そこで、そこにプラス、昨年度から道の駅では国庫補助事業を活用した移動販売を始めたというところを先程説明させてもらったところです。 議員さんのご質問のように、これから高齢者がどんどん増えていくということを考えれば、道の駅の事業は3年間の国庫補助事業ですけれども、それまでに体制を整えて、国庫補助の対象期間が過ぎても継続してやっていくことが必要であるというふうに感じています。 それと同時に、先程説明させてもらった、今度はシルバー人材センターさんの、元気な高齢者さんが弱っている高齢者を助けていくというようなことも必要ですので、シルバー人材センターのほうにもそういうのを提案しながら、外出支援、介護の支援、身の回りの世話、ごみ出し等々なんかも地域の人、元気な高齢者が弱っている高齢者を助けていくような、そういう時代になるんではないかなというふうには感じております。 以上です。 ○議長(山川英男)  石井議員。 ◆2番(石井豊)  ありがとうございました。 ぜひとも町として、社会福祉協議会と連携を取りながら、安全・安心な暮らしができるように、これからもサポートをしていただければと思います。 以上で私の質問は終わります。 ありがとうございました。 ○議長(山川英男)  ここで暫時休憩といたします。 再開は午後3時45分とします。                          (午後3時31分)----------------------------------- ○議長(山川英男)  それでは再開いたします。                          (午後3時45分)----------------------------------- △園部弘子 ○議長(山川英男)  石井豊議員の質問が終わりましたので、次に、6番、園部弘子議員。登壇。          (6番 園部弘子 登壇) ◆6番(園部弘子)  皆さん、こんにちは。 お忙しい中を、また足元の悪い中を議場に足を運んでいただきまして、誠にありがとうございます。 本日、最終質問者となりました。よろしくお願いいたします。 初めに、まだまだコロナ終息が見通せない中、感染された方々にお見舞いを申し上げます。 では、ただいま議長より質問の許可が出ましたので、先日通告してありました議題に基づき一般質問させていただきます。 1つ目の議題は、市貝町プレミアム商品券についてで、4点ほどお伺いいたします。 町内の活性状態を見るバロメーターの一つとして商工業があります。シャッター街になってしまうと、暗く、寂れたイメージになります。地元の商工業を元気づける起爆剤として、各自治体ではプレミアム商品券を活用するようになりましたが、プレミアム率が重要と思います。長引くコロナ不況の上に、ロシアとウクライナ問題で物資が高騰していますし、昨年はプレミアム率30%で実施しています。ところが、現在、本年度予算では10%になっています。そこで、昨年の商品券事業に参加した事業者にアンケートを取った回答を見ますと、商品券に対するお客様の反応はいかがでしたかに対する回答は、好評だったが半数以上を占め、商品券による店舗への売上げの変化はありましたかに対しては、売上げ、来客数が増加したという回答が目立ちました。また、プレミアム商品券は、市貝町の経済活性化のために有効と思われますかの問いに対しては、大いに効果があると思う、多少は効果があると思うが80%で、今後もプレミアム商品券事業に参加したいですかに対しては、90%がすると答えています。 おととしまでプレミアム率20%でしたが、昨年はプレミアム率30%を実施しました。やはり、プレミアム率30%というのは、購入者にとって魅力であり、プレミアム商品券が使える地元で買物をしようという購買力が強くなると思います。それによって、先程のアンケートの結果のように、プレミアム商品券は、市貝町の経済活性化のために有効と思われますかに対して、80%が大いに効果があると思うや、多少は効果があると思うと回答しているのだと思います。 また、先日、商工会の商業部会総会が開催されましたので、出席者に営業状況を伺ったところ、コロナプラスロシアとウクライナの争いにより、原油や光熱費が上がるほかに、半導体不足により物が入ってこないということでした。特に、飲食業では、ガス代が1.5倍に上がり、麺、パスタ、油、ミルク、ジャガイモ、タマネギなどが5%から15%値上げしているそうです。ところが、メニューの値段は値上げしないで頑張っているということでした。 また、この商品券は道の駅でも使えます。農業資材も高騰する中で、一生懸命に野菜を作って出荷している方々のためにも、道の駅の売上げ向上につながればと思います。 このように、悪戦苦闘している地元の事業者を力づけるためにも、ぜひ昨年同様にプレミアム率30%にすべきと思いますが、見解を伺います。 2点目は、おととしまで商品券1枚当たりの金額は1,000円でしたが、昨年は500円となりました。この商品券はお釣りが出ないので、こまめに利用できてよかったという声が届いています。事業者に対するアンケートでも、500円券として発行枚数が増えておりますが、換金時の負担となっていますかの問いに対して、75%が負担になっていないと答えています。 また、おととしまで1世帯当たりの購入限度額は10万円でしたが、昨年は5万円になりました。そこで、本年度の商品券1枚当たりの金額と1世帯当たりの購入限度額を伺います。 3点目は、これまで商品券の販売時期は7月中旬で、使用期間は年内の取扱いでした。ところが、昨年は販売時期が10月下旬となり、町民の方から今年は商品券をやらないんですかと聞かれました。そして、使用期間は翌年の2月いっぱいとなりました。本年度の販売時期と使用期間について伺います。 4点目は、冒頭の1点目で申し上げましたように、町内の活性状況を見るバロメーターの一つとして商工業があります。シャッター街になってしまうと暗く寂れたイメージになってしまいます。特に、昨今はコロナ感染を抑えるためにまん延防止対策として営業時間の短縮をしたり、ロシアとウクライナの争いによる原油や物資の高騰をはじめ、物が入って来ないという社会状況により、事業主は苦しい状況に追い込まれ、商いの部分が低調し衰弱しているように思われます。その対応策はどのように考えているのかを伺います。 次の議題は、小貝地区の幼老複合施設についてで、3点ほどお伺いいたします。 杉山保育所は、1985年に建設されて老朽化が進んでいる上に、平成23年の東日本大震災でさらにダメージを受け傷んでおります。そのような中、保護者の方から杉山保育所の老朽化が激しいので建て替えてほしい、その男性の保護者の方は、私もこの杉山保育所を出た1人ですが、もう本当にひびが入って、子供たちの保健衛生とかを考えると、何とか建て替えていただきたいという真剣なお声が上がり、それが出発点です。 そこで、一般質問をいたしまして建て替えるということになりましたが、場所をめぐって旧小貝中央小にしてはどうかなど、様々な意見が出ました。しかし、杉山にあるから杉山保育所であるので、ほかの地区に移転することは反対という意見が大半でした。また、市塙保育所への統合という意見がありました。 そのような中、町は昨年5月に検討委員会を設置して、審議を重ねております。建設予定地について伺います。 2点目は、当初予定の町直営の保育所では、国や県からの補助金が得られないことや、町北部地区のにぎわいを創出したいという思いから、幼児から高齢者まで利用できる幼老複合施設という形を選択しました。そして、町は、他世代間の交流を図り、地域共生の中核を担う施設にしたいということですが、具体的にどのような事業展開になるかを伺います。 3点目は、建設予定地が農業振興地域に当たるため、その部分を除外する調整を県と進めているということですが、初期段階で土地の測量や査定などへ進めていかなければなりません。現在の進捗状況と開設予定時期を伺います。 以上、総括質問といたします。 なお、再質問は質問席にて一問一答方式にて行います。 ○議長(山川英男)  入野町長。登壇。          (町長 入野正明 登壇) ◎町長(入野正明)  園部議員から2点質問がございましたが、そのうち2項目めの小貝地区の幼老複合施設につきましては、教育委員会所管ですので、教育長が答弁いたします。 それでは、まず1点目の市貝町プレミアム商品券についてご説明申し上げます。 1つ目の商品券のプレミアム率についてでございますが、ご指摘のとおり、商工業者においては、新型コロナウイルス感染症の影響による売上げ減少が懸念され、追い打ちをかけるかのように、ロシアとウクライナの紛争に伴い、原料代の高騰による利益の低下も推測されるところでございます。また、消費者においても原材料価格の上昇で身近な商品の値上げが相次ぎ、家計を圧迫していると推測しております。 こうしたことから、町内業者、消費者ともに支援するため、プレミアム率を通常の10%から30%に引き上げたく、今回の補正予算に計上させていただいたところでございます。 なお、発行総額は、先程補正でも申し上げましたが、6,500万円となりました。ご協力ありがとうございました。 2つ目の1枚当たりの金額及び1世帯当たりの購入限度額についてでございますが、昨年度実施した購入者アンケート結果に基づき、購入者の皆様がこまめに使用できるように配慮し、本年度も1枚当たりの金額は500円とする予定でございます。 1世帯当たりの購入限度額については、より多くの世帯が購入できるよう、こちらも昨年同様5万円、額面金額6万5,000円を想定してございます。 3つ目の販売時期、使用期間についてでございますが、ご質問のとおり、例年の販売時期は7月でございました。しかしながら、昨年は、新型コロナウイルス警戒度レベル県版「ステージ2.5厳重警戒」の状況を考慮し、感染拡大防止のため、遅らせていただいたものでございます。 本年につきましては、物価上昇に対する支援のため、ご質問のとおり、販売時期を7月、使用期間は12月末とさせていただく予定でございます。 4つ目の商工業のうち商業の分野の領域の対応策については、中小企業振興条例に基づき、商工会でのアンケートやニーズ調査を行い、地域金融機関とも連携しながら、施策を検討していきたいと思っています。 私のほうは以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(山川英男)  小森教育長。登壇。          (教育長 小森祥一 登壇) ◎教育長(小森祥一)  次に、第2点目の小貝地区の幼老複合施設についてご回答をさせていただきます。 まず、1つ目の建設予定地についてでございますが、昨年度5月に市貝町幼老複合施設新設創造委員会を設立いたしまして、3回ほど委員会を開催いたしました。その中で審議及び検討を重ねてまいりまして、建設予定地を決定させていただきました。 建設予定地につきましては、議員の質問にありましたように、杉山保育所の保護者からの意見を参考にいたしまして、幼老複合施設新設創造委員会での審議の結果、県道黒田・市塙・真岡線沿い、那須烏山市営バスの大岩寺停留所西側に位置する農地に決まりました。 2つ目の事業展開につきましては、4つの事業を展開していく予定で考えております。 まず、1つ目の事業としまして、杉山保育所の継続的な運営を引き続き実施してまいりたいと考えております。利用定員につきましては30名を予定といたしまして、内容的には里地里山の豊かな環境とそのシンボルであるサシバ保全を通して、自然の中での保育と幼児教育を展開いたしまして、農業と関連づけた環境教育や地産地消を取り入れまして、子供たちの食育にも力を注いでまいりたいと考えております。 2つ目の事業に、老人デイサービスセンター事業としまして、高齢者のリハビリや趣味活動が行える施設の運営を予定しております。 3つ目の事業としまして、障害者就労継続支援事業としまして、一般企業への就労を目指す障害者の方が、リハビリや訓練を兼ねて働くことのできる事業所を整備し、その中で軽食を提供するレストランやカフェの運営、絵本の貸出しなどを展開していく予定であります。 4つ目の事業になりますが、放課後等デイサービス事業としまして、障害のある児童を放課後預かる事業を展開してまいりたいと考えております。 次に、3つ目の進捗状況と開設予定時期でございますが、引き続き、農振除外に係る調整を進めてまいります。 近況につきましては、用地測量業務が完了しまして、取得する範囲や面積が確定いたしました。これから用地の取得に向け、不動産鑑定評価や近隣の取引事例を参考に取得価格の調整を進めてまいります。 土地取得価格の調整後に、杉山地内の町民を対象に地元説明会を実施しまして、事業の内容などを建物に係る設計図を基にお伝えしていく予定でおります。 開設予定時期につきましては、土地に関する手続を令和4年度末までに完了させ、その後、建設工事を1年間かけて進めていく予定でおります。スケジュールどおり順調に進めば、令和6年4月に開設が可能であると現時点で考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(山川英男)  園部議員。 ◆6番(園部弘子)  6番、園部弘子です。 順次再質問させていただきます。 まず、市貝町プレミアム商品券についてに関連した質問をいたします。 ただいまの町長の答弁で、プレミアム率が30%に決定したことで、本当にありがとうございます。町民の方も喜ぶと思います。そこで、町民の皆さんはプレミアム率が高い商品券を購入し、町内の商工業者から使おうと思うはずです。プレミアム率30%ということは、定価の3割引きになりますので、本当に主婦の方とか本当に助かると思います。 そこで、おととしまで1世帯当たり購入限度額は10万円でしたのに、昨年は5万円になってしまいました。先程の総括質問でも申し上げましたが、町長のご答弁で本年度も5万円というお答えをいただきましたが、5万円ではガソリン給油なら10回分弱ぐらいですし、車の車検などには足りないと思います。昨年から町内にショッピングセンターもできましたので、使用できるお店も増えています。せめて10万円と5万円の間を取りまして、7万円から8万円ぐらいにしていただければと思うのですが、見解を伺います。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  それでは、ただいまのご質問に対し、お答えいたします。 まず、10万円から5万円になってしまったということなんですけれども、発行総額もありますが、実は、町民くらし課の戸籍住民係が管理している世帯数というのは4,500世帯あるんですね。そうしますと、昨年の販売、購入された世帯は1,139ということで、3分の1にもならない世帯なんです。ということで、一つにはやはり、より多くの世帯で購入してもらいたいということで、額面を少なくしているということを一つとして考えています。 あと、こういう言い方がいいかどうか分からないですけれども、結局、高齢者とか年金暮らしの方とか、本当によく町長が言うような月額3万円程度で生活している方々もいるということを考えれば、困っている人にいっぱい買ってもらいたいというのがあるんです、私的には。そうすると、10万円は高齢者、年金生活者は買えないとするならば5万円でも、少しでも行き届くようにしたいということで、5万円にしたということで、今年もそれで行こうかとは考えております。間を取って7万円というのもよろしいのかもしれないですけれども、今年はそういったことで、より多くの困っている方にも買ってもらいたいということで、5万円というふうにさせていただきたいと存じます。 以上です。 ○議長(山川英男)  園部議員。 ◆6番(園部弘子)  ただいま企画振興課の課長様からご答弁いただきましたが、私も商品券の販売に携わっておりますが、大概、商品券を待ち遠しく待っていらっしゃる方は、朝早くから悩んで買う方もいらっしゃるし、購入するのを、商品券が発売するのを心待ちにして買いに来られる方も多くいらっしゃいます。 10万円のときは、特に、逆に今考えますと、きら里館、ふれあい館は2日間しか販売期間がないんですけれども、もうその2日間で大体ほとんど売り切れる状態だったんですけれども、逆に5万円になりましたら、逆に余っている感じですね。何でかと言いますと、商品券をお待ちしている方は、限度額だったら10万円買いたいという方が多いので、そういうふうに設定してもらえば5万円しかいらない、買わない方はそれはもう自由で、10万円より下げて7万円、8万円、5万円、3万円、1万円と数字を下げるのはもう購入者の自由なので、限度額という数字だけは多く設定していただいたほうが販売数も増えますし、今、課長がおっしゃられた4,500世帯で1,139世帯しか購入していないということでしたので、やはり商品券をとっても好きで待っていらっしゃる方というのが、その1,139世帯なのかなと思いますので、限度額を上げていただけたほうが以前みたいに即日完売みたいな。先程も一端申し上げましたように、きら里館、ふれあい館は2日間しか販売しないので、余った分は商工会のほうに持ち帰って続きを売るような形になるみたいなので、そういうことも考えまして、取りあえず限度額を高く設定していただければと、そのほうが販売も早くさばけるんじゃないかなとか、買いたい人はいっぱい買えるみたいにしておけば、実際、2日間で売り切れていなかったのを見ていますので、再度その設定額を上げていただければと思うんですが、いかがでしょうか。お願いいたします。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  それでは、ご質問に対し、お答えさせていただきます。 実際、昨年のデータでは、売れ残りが発生しました、145セット残ったということです。額面にしまして94万2,500円分、145セット残ったというところです。そこでの考え方ですけれども、あと議員さんと逆の考え方になってしまうんですけれども、4,500世帯もある中で1,139しか買っていないということは、逆に言うとPRが足りないんじゃないかというふうに私は思っているんです。 やはり、こういう小さな町、財源がないといったところで考えれば、より多くの人が浅く受けられるようなサービスも必要だと思うんですよね。ということで、私個人としては、もっともっと4,500世帯もあるわけですから、そういった人にPRして、そういった買えない、買っていない、知らなくて買わないんだか何だか分かりませんけれども、そういったことで購入されていない方を逆に増やしていったほうが、額面を少なくして、より多くの人に購入してもらって、サービスを受けてもらうというのがより公平性が出るのかなというふうに、私はこう考えていますので、5万円でよろしいんではないかなというふうに思っております。 以上です。すみません。 ○議長(山川英男)  園部議員。 ◆6番(園部弘子)  はい、分かりました。 また来年も、再来年も商品券を発行していただけると思いますので、ご検討していただければと思います。 続けまして、プレミアム商品券に関連した質問をいたします。 使用期間が、先程、総括質問でも申し上げましたように、おととし同様の7月から開始して、使用期限は昨年同様の2月いっぱいにして、使用期間を長くしていただけないかと思います。と言いますのも、小・中学校に入学されるお子様がいらっしゃる家庭では、学校指定の体操着や運動靴、上履き等を購入するのに、2月いっぱいの使用期限に延ばしてもらってよかったという保護者のお声が届いています。また、自転車などで通学されるお子様の場合は、パンクをしたときなどの修理を考えると、町内のお店の購入したほうが安心ということでした。そういうこともありますので、使用期限の長期化を検討していただきたいと思いますが、見解を伺います。 ○議長(山川英男)  金田企画振興課長。 ◎企画振興課長(金田道宙)  それでは、ご質問に対し、お答えさせてもらいます。 確かに、使用期限が長いほうがよろしいということになれば、事務を行っていただく商工会さんのほうに期限の延長のほうも少し相談してみたいと思います。商工会のほうでは、結局、3月決算で締めなくちゃならないもんで、2月までやるとちょっとその調整が厳しいかなというところで、ちょっと早めたいというご意向はあるようですけれども、今回の質問ですね、商工会のほうに伝えさえていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(山川英男)  園部議員。 ◆6番(園部弘子)  町民のお声を基に検討していただいて、今後ともいい方向に取り組んでいただければと思います。 では、小貝地区の幼老複合施設についてに関連した質問をいたします。 先程の総括質問にて、保育所機能のほかにどのような事業展開をするかを伺いましたが、それぞれの定員数は何人ぐらいを予定しているのか、保育所機能のほうは30名という教育長様からご説明がありましたが、それ以外にもいろいろな機能の事業をするということですので、分かる範囲で結構ですので、定員数を伺えればと思います。お願いいたします。 ○議長(山川英男)  川上こども未来課長。 ◎こども未来課長(川上和幸)  それでは、先程のご質問に対してお答え申し上げたいと思います。 保育所機能につきましては、答弁にありましたように定員30名ということで運営を考えております。 そのほか、老人のデイサービスセンター、こちらについては定員を19名、ちょっと半端なんですが19名、障害者就労継続支援のこちらはA型とB型と2つありまして、各定員10名ということで合計20名を予定しております。 最後に、放課後等デイサービス、こちらは障害児の方の学童保育的なものになりますが、定員20名を予定しております。 以上です。 ○議長(山川英男)  園部議員。 ◆6番(園部弘子)  ただいまご説明いただきましたように、この複合施設は保育所機能、デイサービス、障害者就労継続支援、障害児の学童保育などの事業を展開するようですが、建物は1つで間仕切りなどで分けるのか、あるいは、それぞれ建物を別にするのか、と言いますのも、赤羽にあるサシバ未来館を例に取りますと、学童保育機能と町民の方が使う部屋がありまして、区切りは1つの建物で、廊下で区切っているような形を取っていますので、こちらの場合は障害者の方が使われるということもありますので、その辺についてお答えをお伺いできればと思います。 ○議長(山川英男)  川上こども未来課長。 ◎こども未来課長(川上和幸)  では、ただいまのご質問に対してお答え申し上げたいと思います。 基本的に建物の設計等に関しましては、受託する烏山の社会福祉法人のほうで設計等々を行うわけですが、こちらで聞いている範囲ですと、保育所、そのほかデイサービス、障害者の学童保育等々について建物については1つの屋根で考えております。建物を別にする考えはなく、1つの建物で予定しております。 建物の面積については、若干、今後調整はあると思うんですけれども、今現在ですと1,160平米程度、イメージとしましては、赤羽にできましたサシバ未来館の約2倍程度の建物規模になると考えております。 以上です。 ○議長(山川英男)  園部議員。 ◆6番(園部弘子)  先程の総括質問で開設予定を伺いましたが、予定で以前聞いたときには来年4月開設というようなことを目指しているというのを耳にしておりましたが、建設予定地が農業振興地域ということで、現在、県と調整中ということなどもございまして、その調整はスムーズに進んでいるのか、あるいは何か問題点があったのかなども含めまして、現在の段階で構いませんが、正式な開設予定を再度伺いたいと思います。お願いいたします。 ○議長(山川英男)  川上こども未来課長。 ◎こども未来課長(川上和幸)  それでは、お答え申し上げたいと思います。 先程の答弁にありましたように、候補地の用地測量等については業務が済んでおりまして、その後、不動産鑑定により評価等も済んでおります。 今後、地権者の方、約7名ほどおりまして、面積については8,000平米弱の面積がございます。その土地所有者の方と契約に向けてのちょっと交渉を進めまして、その後、農業振興地域整備計画の変更ということで、こちらの受付については年間3回しか実施していないものですから、県への提出期限、直近ですと6月上旬が期限となっております。そちらに間に合いますように、今後の土地の取得等を進めてまいりたいと考えております。 こちらの農振地域整備計画の変更については、8月の上旬に県に提出した後、法定協議等を進めまして、県のほうからの許可というか、そちらが12月の中旬頃ということで、かなり長い年月がかかってきます。12月で農振除外のほうが進んだ後に、その後、転用手続、農地から宅地にするということで転用手続を、年明けた1月、2月に実施しまして、それと同時に、都市計画法による開発の許可申請も県のほうにするということで、いろいろな調整をしながら、またあるいは、土地については埋蔵文化財もあるということで、そちらのほうの調査も一部入る可能性もありますので、その結果によっては予定開設年月日が遅れる可能性はあるんですけれども、今の予定が順調に進みますと、先程申し上げましたように4年度中に土地のもろもろの手続を終了させまして、令和5年度中、1年をかけて造成、建設を行いまして、令和6年の4月からオープンできればと思っております。 以上です。 ○議長(山川英男)  園部議員。 ◆6番(園部弘子)  はい、分かりました。よろしくお願いいたします。 閉塞感が心配された町内北部に幼老施設ができることは、町民にとって喜ばしいことであります。場所についても県道黒田・茂木線沿いで、大岩寺ということで、平地で、道路沿いで、保護者の送迎も安心して行える場所と思います。よい場所を選んでいただいてよかったと思います。 また、カフェやレストランもあるということで、開設を待ち望んでいると思いますので、1日も早い開設をお願いいたしまして、私の質問の一切を終わらせていただきます。 ありがとうございました。 ○議長(山川英男)  ただいまの園部弘子議員の質問をもって、本日予定した通告者の一般質問が終了しました。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(山川英男)  以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会いたします。                          (午後4時30分)...